サイラスの用法について
先日のLCKにて。
LJLでは猛威を振るったサイラスですが、先ピックするに当たって弱点も次第に判明してきました。
強力なサスティンとガンク併せ、レイトゲームでのR奪取がとても強力なチャンピオンですけれど、それを生かせない局面が作り出されました。
ピックの妙ですが、サイラスにフィオラを当てたわけです。
フィオラはスキルをドッジ+スタンを与えるWを持っています。
サイラスのスキルは避けづらいですがモーションが大きく、フィオラに慣れたプレイヤーならカウンターすることは珍しくない。
しかも、フィオラのグランドチャレンジ(R)はサイラスが奪っても有効活用できにくいスキルです。
サイラスの現在最大の武器はWでの急激な回復ですが、
フィオラはそれを丸々無効化したり、ガンク併せの2段目Eを防げたりと、まさにサイラス殺しといえます。
しかも中身がKhanですよ。Khan。
最近はSwordやKiinといった新規プレイヤーの台頭によって鳴りを潜めていましたが、やはり世界一に名乗りを上げていた人物だけあります。
結局、試合はフィオラがサイラスを圧倒してゲームも壊しました。
つまるところ、やはりサイラスはOPではありませんでした。
日本ではEviやNapといったトップレーナーが他プレイヤーに差をつけた状態で用いて力を発揮していたものであり、純粋にただぶつけて強いというわけではなかったのです。
とはいえ、アンチタンクとしての一面は強力で、アンチメイジとしての顔も持っているサイラスは、今のメタの中では存外輝きます。
相手のウルト構成や、トップにタンクが先ピックされた時などは、今後も活躍していくのではないでしょうか。
設定凄い好きだから使いたいけど、私のレーンだと扱いきれないのが残念。
そんな、サイラス雑談でした。