青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL summer SemiFinal!! 死闘!! V3 VS CGA!!

 TFTでようやくプラチナになったみっしーです。

 さあ、9月の最初にSemiFinal、決勝戦への駒を進めるのは、どちらのチームなのか?

 

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 さっそく、組み合わせと内容を見てみましょう。

 シーズン2位 CrestGamingAct 

 VS 

 シーズン3位 V3 Esports

 序盤攻撃型のV3と、終盤戦が得意なCGA。正反対なチームの闘いです。

 

 例によって動画を見たい方は

 LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様を参考にどうぞ。

 

 では、内容を見ていきましょう。

 

 

○1戦目 Vivid、翔ぶ!(選択権CGA:青)

鮮やかなカウンタープレイ! エンゲージの鬼、Vividはタイミングを逃さない!!

 

 如何にV3が序盤からCGAを崩すか、という展開が予想されましたが、ピックから既に荒れた内容となります。

 CGAはパンテオン、レネクトンにカーサスをあわせた序盤からのスノーボール構成を取ります。

 V3は対してザヤラカン、序盤から強いオラフを合わせて真っ向から対抗します。

 Top-Mid間でCGAが有利を取り、BotではV3が下馬評どおりに有利を作る展開に。

 そしてダメ押しとばかりにLunaのパンテオンがTopへダイヴし、キルを獲得します。CGAのペースになると思いきや、BotではBabyのオラフとVividのラカンが即座にエンゲージ、決定的だったのはここでBotタワーが折れたことでした。

 そこからV3は有利なBotコンビをローテーション、テンポを握ります。同時にドラゴンも管理され、苦しいCGAはヘラルドを獲得、Midシージで反撃します。

 しかし、タワーは取れたものの集団戦に発展し、敗北。V3がMidタワーを取り、そのままテンポを握り続けました。

 最後は早期のネクサス破壊につなげ、大事な緒戦はV3が勝利しました。

 

 

○2戦目 ムンド はちゃめちゃ スキ(選択権V3:青)

V3の頼みの綱、Pazを落とす事に成功したCGA!!

 

 サイド選択権を生かせなかったCGA、嫌なムードが漂う中、切り返せるか。

 V3は逆にサイド選択権を生かして肩の力を抜いて闘います。

 ピックですが、V3はカミール、サイラス、キアナとアサシン多目のスプリット、エンゲージ構成を。CGAはジャングルにドクタームンドを採用、レイト向けの得意構成に戻します。

 試合展開は、インベードからCGA有利に展開します。V3はカミール、エズリアルのねこばばとCS精度でどうにか喰らい尽きますが、ドラゴンを中心にテンポをCGAが握り続けます。

 しかし、Pazのカミールが牙を剥きます。スプリットでタワーを割り切り、集団戦では要であるArtのザヤを落とすなど八面六臂の大活躍。一時はV3の勝利を予感させました。

 試合は、一手のミスが有利を瓦解させます。Pazのカミールがそれを実現させましたが、逆も真なり。CGAは集団でPazを包み込み、数の有利を生んでバロンを取りきります。これを利用して有利を広げ、最後は得意の集団戦で勝利を手にしました。

 1-1 イーブンで3戦目です。

 

 

○3戦目 激突・チームカラー!!(選択権CGA:赤)

苦しめられていたAceのジェイスがポークで逆襲する! 集団戦ができない!!

 

 2戦目、巻き返されたV3に対して、ムードを取り返したCGA。大事な3戦目は、お互いのチームのプライドをかけた試合になりました。

 CGAはシヴィアを選択、そこまではルシアンが繋ぐというバランスの良い集団戦構成を取ります。

 V3はより序盤向けにエリス、ジェイス、レネクトンを押さえ、Botレーンも攻撃的にスレッシュを加えます。

 まさに攻撃のV3、防御のCGAの本懐と言えます。

 試合展開はV3が仕掛け続けます。Babyのエリスが再三アクションを起こし、Topレーンのテンポを握ります。MidこそLunaのルシアンが終始圧倒しますが、Aceのジェイスはあと少しのところで捌ききり、援護を待ちます。

 Top、Botで有利を取ったV3は、Babyのエリスが再三キャッチを繰り返し、チーム全体で集団戦をせずに押し続けることを徹底しました。

 そのまま押し切って、V3が2-1 王手をかけました!

 

 

○4戦目 フック王・Atyamomo!!(選択権V3:青)

 

間違いなくMVPはAtyamomo! エズリアルをヒットボックススナイプ!!

 

 CGAは後がない4戦目。V3は詰める段階となります。

 構成は、V3はBanから漏れたアカリを取り、エイトロックス、エズリアル、そして意外なピックとしてシヴァーナを押さえます。ポークダメージ重視の睨み合いを想定しています。

 CGAはザヤを押さえ、MidにはLunaの得意なルブラン、Topにはシェンを配置して少数戦の強い編成を取ります。

 試合は前半からCGAがペースを握ります。特にBotレーンではAtyamomoのノーチラスがフックを的確に当て、Yutorimoyashiのエズリアルに呼吸をさせません。次々とローテーションしてタワーを折って行きます。

 そしてバロン前での集団戦で再びAtyamomoがフックを決めます。Lunaのルブランのプレッシャーもあり、V3はバロンに触れることも出来ず崩れ去りました。

 2-2 ついにイーブンにて最終戦となります!!

 

 

○5戦目 終幕は突然に(選択権CGA:赤)

 

開始僅か1分半 試合を決定付けてしまったインベード失敗……。

 

 どちらも負けられない最終戦

 V3は1stピックで再びアカリを選び、ケイトリン、モルガナと自分達の持ち味を生かす得意ピックを揃えたローテーションピックを取ります。

 CGAは4戦目で効果を発揮したシェン、そしてArtにザヤを、Lunaにルルを渡してプロテクトADC構成をとって、チームとしての存亡をかけます。

 3戦目と同じくお互いのチームカラーのぶつかり合いとなりましたが、試合はあっさりと決まってしまいます。

 CGAは4戦目と同じく、相手のレッドバフへインベードをします。それに対してV3は時間を遅らせてぶつかりにいき、Pazのガンクプランクにテレポートまで切らせて優位を取りきります。結果、V3は3キルを獲得し、特にBotレーンは壊滅的なまでに差がついてしまいます。

 そして、持ち直そうとするチーム全体に亀裂が走っているのが見て取れました。CGAにミスが見え始めます。

 なんとか途中、有利をとったNapのシェンがRを使ってキルを取る場面もありました。しかし、結局差はまったく覆らず、V3は綺麗なローテーションを決め、そのまま勝利を手にしました。

 V3の3-2 勝利です!

 

 

○総評

勝利したのはV3 力量差は見せ付けただろう。

 

 V3の3-2勝利ということで、予想よりもかなり競った試合となりました。

 (筆者は3-2のCGA勝利か、3-0のV3勝利を予想)

 両者持ち味を生かしたものの、全体的にV3がCGAのレイト構成を打ち砕いた印象が強かったと思われます。

 そこに5戦目はミスも重なってしまい、V3に圧倒されるという結果を生んだと思われます。Bo5での脆さというものが出てしまいました。

 CGAが今後上位に上がるには、Napを含めての確実な勝ちパターンを確立すべきだと思われます。色々な面でピックが狭く、そしてそれが全体に波及してしまっている。必然的な敗北であったと思われます。ファンボだけに、強くなって欲しい。

 

 それに対してV3は、負けた試合はミスによる面が大きく、ピック負けも殆どしていませんでした。序盤から攻め立てて、ドラフトでも優位を立てる広さ……。怖い闘い方もできますね。

 FinalでDFMとの闘いを想定するなら、この序盤に組み立てる闘い方は彼らにとって脅威だと思われます。過去最大規模の会場で行われる決勝戦、楽しみですね。

 



 次回 LJLは 決戦。

 開催日は 9月16日(月)

 対戦カードは、

 

 シーズン1位 DetonationN FocusMe

 VS 

 シーズン3位 V3 Esports

 

 さあ、今年の日本代表を、見届けよう。

 

 それでは、また。