青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL Spring 2010 Week4!! 『長い長い夜』

 どうも皆さんこんにちわ。

 LJLWeekまとめ人のみっしーです。

 

 花粉が本格化してきて若干頭がぼーっとするんですが、

 頑張って参りたいと思います。

 

 

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 それでは試合まとめ見てまいりましょう。

 日程はこちら。

 

〇第一試合 SHG VS AXIZ

 第二試合 SG VS AXIZ

 第三試合 SG VS V3

 第四試合 V3 VS SHG

 第五試合 BC VS CGA

 第六試合 CGA VS DFM

〇第七試合 DFM VS RJ

 第八試合 RJ VS BC

 

 となります。

 本日のオススメ試合は第一、第七試合となります。

 

 

 尚、今回もまた良質なハイライトは

お世話になっております。

 

 此方で見ることができます。 お疲れ様です!

 

 以下詳細です。

 

 

 第一試合 SHG VS AXIZ「窮鼠、鷹を噛む」

UinyanとGariaruがフリーダメージ!! オラフユーミを囮にキャリーが牙を剥く。

 

 羽化しつつあるAXIZと、先週は勝ち切れなかったSHGの戦い。

 SHGがレッドサイドを選択し、アフェリオスをBanし、先週のOPであったセトをオープンします。AXIZはオーン、ルブラン、ブラッドミアをBanし、終盤向けのピックを消しにかかります。

 その結果、AXIZはユーミを抑えることに成功し、全世界で取り入れられているオラフユーミのピックを完成させます。そしてザヤ、ガンクプランクと手堅く、序盤から強い形のバランス編成を取ります。

 SHGはセトを抑えた上で、TopのDasherにイレリアを渡し、Topを中心としたエンゲージ編成を取ります。全員で飛び込む形でチームを仕上げました。

 

 試合内容ですが、SHGが序盤から仕掛ける形でDasherをキャリーさせようとします。強引な仕掛けでアドバンテージを取るも、AXIZにペースダウンさせられ、なかなか波に乗り切れません。

 中盤まで一進一退の流れが続きますが、AXIZが個々にSHGの面々を捕らえ始めます。次第にキル差が開いていき、SHGはスプリットするたびにキャッチを繰り返される展開に。オラフユーミの追撃力にキャリー陣が火力を合わせていきます。

 それでもSHGはバロンスティールをするなど、決め手を打たせないように立ち回りますが、構成差によって終盤戦に強いAXIZが集団戦を勝ち切り、勝利しました!

 

 勝者:AXIZ

 

 第二試合 SG VS AXIZ「皮肉なワンチャンス」

拮抗した場面でEntyのダークバインドが命中! すかさず追撃で貴重な1キルを拾うSG。

 

 初戦勝利で勢いに乗るAXIZと、上位に食い込みたいSGの試合。

 ブルーサイドをSGが選択し、両チームのBanによってユーミ、セト、アフィリオス、オーンと話題のOPピックは軒並み消されます。

 SGは優先してMFを取得、AXIZはザヤラカンで返しますが、それにカウンターのモルガナを合わせ、SGはBotレーンでの優位を選択します。さらにPireanにルブランを渡し、集団戦でも少数戦でも強いエンゲージ構成を作り上げます。

 AXIZはセジュアニ、ゾーイ、ガンクプランクとこちらはバランスの良いピックアップを重視した少数戦構成で対抗します。

 そして試合は一進一退の攻防が続きます。仕掛けているのはSGなのですが、タワーダイブをうまくAXIZがいなしてキルを返し、決定的な差を作らせません。

 逆にドラゴン前での集団戦に勝ち切るなど、ゴールド有利をAXIZが築きます。

 SGは焦らず、ドラゴンをさらに追加し、ソウルに王手をかけます。集団戦に向けてプレッシャーを強めるAXIZですが、ミッドレーンのコントロールを取り切れぬまま、にらみ合いをかけてしまいます。 結果、CorporalをEntyのスネアが捉え、連動してBlankがCCチェインを仕掛け、一気に落とし切ります。その人数差を利用し、SGが集団戦を勝ち切り、バロン、ドラゴンソウルを手に入れ、詰め切りました。

 

 勝者:SG

 

 第三試合 SG VS V3「堅実と慎重と」

長い!! とにかく長期化したゲーム。 約1時間でもキルは少なめだった。

 

 なんとか繋ぐSGと、堅実にひた走るV3の試合。

 SGがブルーサイドを選択し、ジャーバン、ユーミ、エリスとBan、集団戦向けの思惑が見て取れます。V3はオーンとアフェリオスをオープンし、ルブラン、MF、オラフを潰します。

 SGの回答はアフェリオス。それにブラウム、セジュアニと乗せ、オリアナ、ガンクプランクと完全に終盤戦、集団戦向けの編成をとります。

 V3はオーンを確保し、それにエズリアル、ゾーイ、カルマとポーク中心に編成をし、セジュアニのカウンターとしてトランドルを確保。こちらも終盤戦、睨みあいを見据えた編成を行います。

 試合はピック時点で分かっていることではありましたが、とにかく平行線で事は進みます。20分状態まで1キルのみしか発生せず、その後も集団戦が勃発するも お互いノーデットの展開が続きます。V3がドラゴンソウルを獲得するも、決定打にはならず。

 なんとかSGはapaMENのスプリットプッシュで形勢を打破しようとします。V3はそれを見て集団戦を仕掛けるも、SGの反撃に会い、ついにここで試合終了。

 実に57分もの試合を制したのはSGでした。

 

 勝者:SG

 

 第四試合 V3 VS SHG「構成の最適解」

意思統一ができなかったか。SHGがワンミスを確実に拾い、有利を得た。

 

 ロングゲームでの痛い1敗を喫したV3と、これ以上の連敗を避けたいSHGの試合。

 V3がブルーサイドを選択し、ファーストピックを狙います。BanはDasher警戒のイレリア、ルシアン、そして準OPのMF。SHGは定番通りのアフェリオス、オーン、モルデカイザーをBanします。

 V3はファーストピックでユーミを抑え、ユーミエズリアルの強力なポークコンビを抑えます。SHGはノーチラス、エリス、カイサとそれに対してカウンター構成となるエンゲージ構成を目指します。

 V3はそれに対してエイトロックスとリサンドラ、スカーナーを加えて、ポークを中心としたバランス構成に。SHGはそこにルブラン、レネクトンを加えて徹底的にバックラインを破壊する方向に特化します。

 試合内容はまさに構成通りの流れとなりました。序盤からSHGのTussleが強力なエリスのパワーを背景に、マップを縦横無尽に走り回ります。うまくV3も対応し、途中までイーブンに持っていくものの、リフトヘラルド前の集団戦で一気にエンゲージされ、リードを奪われてしまいます。

 構成差か、その後も粘るもののSHGが次々と集団戦で轢き潰し、勝利しました!

 

 勝者:SHG

 

 第五試合 BC VS CGA「歪んだ奇襲計画」

この試合が決まった瞬間。コンセプトが音を立てて崩壊していく。

 

 先週絶好調のBCと、2位を堅持できるか試練の週のCGAの試合。

 BCがブルーサイドを選択し、オーン、ルブラン、ゾーイとCGAの得意ピックをBanします。CGAはアフェリオス、ランブルとOPをBanし、加えてシンドラをBan。このシンドラBanが布石となります。BCが目論見通りユーミを抑えると、CGAは返す刀でタリヤ、パンテオンをピック。Botレーンを潰す選択肢を取ります。

 BCはそれを見てMF、セトをピック。最終的にはリーシン、ビクターと堅実な集団戦もレーン戦も強力な旬の構成を完成させます。

 CGAはタリヤパンテオンに加え、ヤスオ、エイトロックス、キンドレットと序中終盤バランスよく戦えるような色物編成になります。

 試合はまさに異色の展開となります。CGA、Ariaのヤスオがファーストブラッドを取得、流れに乗るかと思いきや、BCがうまく膠着させることに成功。Grendelのパンテオンが徹底的にロームをして他レーンに出没するも、BCは意に介せず捌き続けます。

 結果的には大きなアドバンテージを取ることなく、ヘラルド前での集団戦となっていまいます。当然、リードを奪われていたCGAは成すすべなく追い散らされます。Onceのリーシンの追撃にあい、完全に流れは決まってしまいます。

 そのままBCが詰め切り、CGAの奇策を完全に粉砕しました。

 

 勝者:BC

 

 第六試合 CGA VS DFM「舞い降りる”風”」

躊躇なく、容赦なく、徹底的に。 Stealがゲームを破壊していく。

 

 前試合の負けで嫌なムードが漂うCGAと、王者DFMの試合。

 CGAはブルーサイドを選択し、Cerosを意識したハイマー、ジグス、カルマをBan。DFMはメタなピックであるアフェリオス、ソラカと、Aria得意のゾーイをBanします。

 CGAは初手でオーンを抑え、Gango得意のセナ、Grendel得意のノーチラスとレーンでも集団戦でも強い、終盤向けのピックを見せていきます。

 DFMはMF、ユーミを抑え、それにオラフを混ぜたオラフユーミを完成させます。この時点で試合を序盤から破壊する上に、失敗時のフォローを織り交ぜたピックが見え隠れするのですが、その後ブラッド、カシオペアと抑えて集団戦のパワーも確保します。

 CGAはそこにDPS確保のルシアンとオラフに対抗するためかニダリーをピック。Midでの主導権を重視したコントロール系のバランスの良い構成です。

 がっちりと真正面から組み合った両雄ですが、既にピックの段階でDFMが全ロールを抑え込む形に。この試合からDFMのピックには名将OnAir監督が姿を見せており、格段に進化したドラフトを見せつけた形と言えるでしょう。

 試合全体もDFMが完全に支配します。Mid、JG、TOPと順番にガンクを決めていき、中盤からは集団戦を次々と起こし、勝利をもぎ取っていきます。

 しかもスケールにも優れるDFMに隙はありません。CGAは一矢報いることも難しく、ほぼ完封されました。 そのまま圧倒したDFM、1週目全勝です!

 

 勝者:DFM

 

 第七試合 DFM VS RJ「一瞬のカーテンコール」

テレポート、エンゲージ、バースト、DPS! 全てはこの一瞬の為に!!

 

 このまま下位では沈めないRJと、ついに1週目を全勝で終えたDFMの対決。

 2週目ということもあり、双方の手の内が分かったうえでの戦いに注目が集まりました。

 DFMがレッドサイドを選択し、 Banは定番のソラカ、アフェリオス、ランブル。RJはユーミ、ハイマー、エイトロックスとエンゲージを嫌うRJらしい選択に。

 RJはファーストピックでオーンを抑え、終盤戦を見据えた形を見せます。加えるのはエズリアル、ブラウムと硬く、手堅い形。

 DFMはMF、セトと強いチャンプにラカンを加えてのエンゲージを意識した集団戦向けのピックを展開します。さらにセジュアニ、カシオペアと強い、メタな構成を完成させます。

 RJはセジュアニのカウンターとしてトランドル、さらにAPダメージとCerosから取り上げの意味でジグスをピック。ポーク寄り、しかし集団戦も強い構成と、これまた真正面からコンセプトをぶつけに行きました。

 そして試合展開はキルの少ない静かな展開が続きます。トップレーンでいざこざは起こるものの、双方取れるオブジェクトを優先して堅実な行動を続けていきます。

 それでも支配するのはDFMで、ドラゴンとゴールド有利を取ります。RJはヘラルドを利用してミッドを押し続け、なんとか食い下がります。

 勝負が決したのは28分。バロン前の集団戦でした。RJは勝機ありとバロンに触ってDFMを誘います。しかし、Gaengのラカンが完璧なエンゲージを死角から決め、機能不全に陥ったRJは次々と討ち取られていくのでした。

 計画通りのタイミングで圧倒! DFMの勝利です。

 

 勝者:DFM

 

 第八試合 RJ VS BC「エンドレスバトル」

 本日何度目かのロングゲーム。殴り合いを制したのは、RJだった。

 

 対照的な2チーム、波に乗るBCと逆に勢いを止められたRJの試合。

 RJがレッドサイドを選択し、エリス、アフェリオス、ユーミをBan。やはり徹底的にエンゲージ要素と序盤要素を潰します。BCはソラカ、オーンとNinja警戒でゾーイをBan。ファーストピックは残ったセトをピックします。

 これを受けてRJはランブル、ジャーバンと強力なコンボピックを取ります。それに加え、エズリアル、ノーチラスと集団戦で強く、スケールも高い、バランス構成を取っていきます。 BCもMF、アジール、モルガナと抑えて負けじと序中終盤どの時間帯でも狙って仕掛けられる形を仕上げます。

 RJのラストピックはケイル。無敵を持ち、集団戦で輝くセトのカウンターです。こうして、両チーム共に集団戦を見据えた構成が出そろいます。

 試合は、まずBCが先手を取ります。Topでガンクを決め、次々とアクションを成功させて一時5キル差を作って有利に展開を進めます。しかし今季は粘りに粘るRJは、少しずつ集団戦でキルを奪い返し、徐々に逆転していきます。

 そしてドラゴン前の集団戦でついに上回り、RJのターンが始まる……かと思いきや、今度はBCもOnceのドラゴンスティールなど粘りを見せます。

 そのままお互いに単独でのデスもあり、やきもきするほど長い展開が続きます。無造作な集団戦も勃発し、両チーム集中力が切れたのか、最後の最後に力押しでRJがキルをもぎ取ります。

 最後は詰めきり、RJが粘り勝ちを収めました。

 

 勝者:RJ

 

 

 

・今週の順位 まとめ

 団子具合がよくわかる成績表。前半戦終了時で、これは異常だ。

 

 試合は1週目が終了し、全勝はDFMのみ。

 正直に言えばとびぬけすぎていて比較ができないレベルの差を感じてます。

 そして2位以下は団子も団子で、予想が全くできない恐ろしさがあります。

 どのチームもコンセプトはあってもチームとしてまとまり切っていない脆さがあり、このままだとDFMの1位通過は確実ではないでしょうか。

 

・Week5のスケジュール

 次回日程は以下の通りです。

 

 

 第一試合 AXIZ VS RJ

 第二試合 BC VS RJ

 第三試合 DFM VS BC

 第四試合 AXIZ VS V3

 第五試合 SG VS DFM

 第六試合 SHG VS V3

 第七試合 CGA VS SG

 第八試合 SHG VS CGA

 

 注目の試合は今後のプレーオフ争いを生き残るには、ここで踏ん張りたいAXIZ、RJ、V3が戦う第一、第四試合。

 そしてDFMにSGが挑む第五試合でしょうか。

 

 ……メタの影響もあるでしょうが、それでもDFM以外でロングゲームが多すぎる気がします。

 来週はもっと戦略的な試合が見てみたいですね。 

 それでは、また。