青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL Spring 2010 Week5 『激動の時』!!

 どうも皆さんこんにちわ。

 LJLWeekまとめ人のみっしーです。

 

 いよいよ2週目が先週から開始され、プレーオフを巡る戦いも激化が予想されます。

 つまりここからは、実験している余裕は無い、ということです。

 

 しかも2位以下は完全に混戦……。

 どこが歩を進めてもおかしくありません。

 

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 それでは試合まとめ見てまいりましょう。

 日程はこちら。

 

〇第一試合 AXIZ VS RJ

 第二試合 BC VS RJ

 第三試合 DFM VS BC

 第四試合 AXIZ VS V3

 第五試合 SG VS DFM

 第六試合 SHG VS V3

 第七試合 CGA VS SG

 第八試合 SHG VS CGA

 

 となります。

 オススメ試合には〇をつけています。

 

  そして、ハイライトならやはりこの方。

 

 本当にお疲れ様です。

 

 それでは、以下詳細です。

 

 

・第一試合 AXIZ VS RJ 「”らしさ”の行方」

ジャーバンガリオをかわした直後の強襲! Uinyanのダメージが集団戦を制す!

 

 初戦は覚醒しつつあるAXIZと、踏みとどまりたいRJの大事な試合。

 AXIZはブルーサイドで、オーン、ルブラン、ランブルと終盤向けのチャンプをBan。RJはエリス、オラフ、ユーミと序盤向けのチャンプをBanします。

 結果、AXIZは初手でセナを抑え、RJはそれに対応するためかタムケンチをピックさせられます。さらにAXIZはジャーバンガリオ、エイトロックス、ゾーイとレーン戦から強く、集団戦も強いバランス型の構成に。RJはジグス、ルシアンを加えて、これもレーンから対抗していくスタイルを取ります。

 試合は、まずRJがMidとADCをスワップし、セナに対してジグスを当てます。Midルシアンも強力なピックで、理にかなった戦略です。

 しかし、AXIZのGariaruがルシアン相手に有利を取っていきます。こうなると苦しいのはRJで、テレポートを絡めてファーストブラッドを取るものの、AXIZのローテーションの早さによって振り回されます。

 決定機はドラゴン前の集団戦。RJがAXIZのエンゲージを一時捌くものの、死角からUinyanの攻撃が刺さり、AXIZが有利を取り切ります。

 そのまま課題の中終盤を詰め切り、AXIZが勝利しました!

 

 勝者:AXIZ

 

・第二試合 BC VS RJ 「幅員減少」

再びのロングゲーム。勝者はまたもRJとなった。

 

 続いてはWeek4での最終試合の再現。RJとBCの戦いです。

 ブルーサイドがRJで、リーシン、エリス、セナをBan。序盤からの仕掛けと断食セナを警戒します。BCはオーン、セト、ユーミとエンゲージが強い集団戦向けのピックを潰します。

 RJはそれを受けて確保するのはランブル。さらにセジュアニ、ヴァルスと取ってBCにアフェリオスを譲ります。 BCは当然ピックした上で、ジャーバン、ゾーイを確保。

 そして後半でBCがまずブリッツクランクをピックして仕掛けます。RJはそれを受けてエズリアルをピック。パッチ10,3から注目されていた復活ピックです。珍しくもRJはMidヴァルスでポーク能力を高めます。さらにバランスを整えるレネクトン。

 BCは最後にガンクプランクを加え、終盤戦を見据えたうえで、Mid-JGで主導権を握るバランスの良い構成が整います。

 

 そして試合は、BCがまずピックの有利を生かしてリードを奪います。しかも、本来はRJがしたかったBotからのコントロールを徹底して、息をさせません。

 しかしここから、RJの粘りか、BCのミスか。 立て続けにRJが集団戦を勝利します。BCは詰め切ることができず、オーシャンソウルを獲得しつつも、ずるずると戦線を後退させてしまいます。

 最後はエルダードラゴンを巡る攻防でRJがスティール! 一気に勝負を決めました。

 

 勝者:RJ

 

・第三試合 DFM VS BC「赤い伊勢海老」

追うDFM、逃げるBC。オブジェクトとベイトで吸い寄せられるようにファイトしてしまう!

 

 全勝中DFMと痛い1敗を喫したBCの試合。

 BCがブルーサイドで、恒例のハイマーディンガーと、エリス、セトをBan。DFMはユーミ、セナ、アフェリオスと定番のBan。

 BCのファーストピックはオーン。この時点で終盤戦を見据えているわけですが、DFMの回答はMFとオラフ。序盤から壊していくという宣言をします。BCはエズリアルとグラガスを選択し、より強固で安定したバックラインを形成。

 DFMはさらにジグス、ブラッド、タリックと集団戦が強く、かつスケールも高いピックを行って、中盤以降の集団戦とBotレーンから戦っていく構成を取ります。

 BCはノーチラスとRayFarky得意のダリウスをピックし、逆にTop側からのゲームメイクを示唆した形に。オーンでのスケールと、ダリウスでのスプリットを念頭にいれたバランス型です。

 そして試合はまず意外な方向に転がります。TopのRayFarkyがテレポートを早々にBotレーンの少数戦に使用、DFMの有利を崩しにかかります。事実キルを取り、ドラゴンもBCが確保できたのですが、Eviのブラッドミアがファームをしっかりし、Botも結局は先手を打たれて破壊されてしまいます。完全にBCは有利を取り切れず、主導権はDFMのまま、中盤の集団戦フェーズへ移行します。

 最初こそ互角の集団戦だったものの、Eviのブラッドミアの飛び込みをBCはガードすることができません。加えてYutaponがパワースパイクを生かして攻撃を叩き込み、勝利を決定づけました。

 DFM、計算通りの勝利です!

 

 勝者:DFM

 

・第四試合 AXIZ VS V3「デンジャラスシーソー」

乾坤一擲!! Gariaruが傾きかけた流れを一気に引き戻す!!

 

 絶好調のAXIZとどうしても流れが引き寄せられないV3の戦い。

 ブルーサイドはAXIZで、オーンとエズリアル、及びAceの得意チャンプであるジェイスをBanします。V3はユーミ、アフェリオス、セナと順当にOPをBan。

 AXIZはファーストピックでMFを優先。Botレーンでのプレッシャーをかけます。V3はそれを受けてエリスとヴァルスを選び、真っ向から対抗する匂いを漂わせる形に。

 そこからのドラフトは非常に安定した定番ピックで、AXIZはルブラン、ジャーバンを。V3はゾーイを選択します。そして2ndではV3がエイトロックスを確保すれば、AXIZもカミールと、ノーチラスを確保してAXIZはカウンターピックを確保します。

 V3はノーチラスに対抗してブラウム。AXIZはスプリット寄り、V3はポーク寄りにチーム構成を整えます。エンゲージ要素も確保し、バランスの良い形になります。

 試合内容は、AXIZが非常にうまく立ち回ります。ファーストブラッドはV3が取りましたが、うまくヘラルドをローテーションで確保し、タワーでのアドバンテージを得ます。そこからAXIZは確実なカウンター行動をとることでリードを広げ、中盤を迎えます。

 ここでV3はオブジェクト回りでの集団戦を慣行します。 にらみ合いを維持すればゾーイとヴァルスのポークが刺さり、AXIZはそれを打破しようと仕掛けます。それをくじいたのはRainaのブラウムでした。 完璧にAXIZのスキルを防御し、集団戦の勝利を得ます。 ついにV3がペースを握り、一時期はバロンを取得し、逆転します。

 しかし、Gariaruが一瞬の隙を突き、V3のADC、Archerのヴァルスをバーストでキル!。さらに追撃を重ね、完全にAXIZが息を吹き返します。

 その後はUinyanのカミールを使っての揺さぶりを仕掛け、AXIZがしっかりと勝ち切りました! AXIZ、今季初の2連勝です!

 

 勝者:AXIZ

 

・第五試合 SG VS DFM「魂の価値は」

バロンバフがあるのに……!! これが積み上げたモノの重さなのか。

 

 全勝街道をひた走りプレーオフはほぼ確定のDFMと、ギリギリのラインのSGの試合。

 ブルーサイドをSGが取り、セト、オラフ、ジャーバンとBan。DFMはセナ、ユーミ、ルブランとBanします。SGはオーンをピック、ここまでは定番通りです。

 DFMはアフェリオス、リーシンと取り、序盤からの強いピックを選びます。SGはそれを受けてエリス、エズリアルと十二分に対抗できるチャンピオンを。DFMはさらにジグスを重ね、双方得意チャンピオンとチーム構成を整えていきます。

 DFMはモルデカイザーを抑え、レーンと集団戦の両立した形を取ります。ラストピックにはSGのピックを受けてカルマを選択。レーンが強く、加えてアフェリオスを守れるややプロテクトに近い形に。

 SGは最後のピースにモルガナ、ノクターンを加えてエンゲージツールの豊富な集団戦スタイルの完成です。

  この時点では、如何にBotの主導権を握らせるかという試合に見えました。

 

 しかし、試合の実情は違うものになります。

 DFMがBotを支配し、タワーを破壊することに徹底的に重きを置きます。対してSGはドラゴンを管理し、タワーとドラゴンを交換することを重視。

 DFMはすべてのアウタータワーとゴールド有利を取り、SGはインファーナルソウルまであと1歩まで迫ります。

 ここでバロンの時間となりますが、SGがまずドラゴン確保を優先したのに対し、DFMはそれを捨ててバロンを取得します。DFMはそれを生かしてシージ、インナータワーを取ってゴールド差を広げようと行動。……しかし、インファーナルソウルが強く働き、バロンバフを受けたミニオンでさえ、長く持ちません。

 結局、その交換が仇となり、DFMはその後の闘いにおいてずるずると後退することとなりました。SGががっちりと守りを固め、ミスをしない手堅い勝利です!

 

 勝者:SG

 

・第六試合 SHG VS V3「闇を照らす魂」

Archer&RainaがSHGの仕掛けを捌き切る! ドラフト有利を生かし切った!

 

 両チームともプレーオフのボーダーライン上にあるSHGとV3の試合。

 特にV3は連敗すれば絶望的と言えます。

 V3はブルーサイドを選び、エリス、イレリア、ルブランをBan。Dasherと旬のピックを縛ります。 対してSHGはユーミ、アフェリオス、セナをBan、やはりレッドサイドにはBanの自由は殆どないようです。

 そしてV3は再びオーンをピック、加えてエコー、MF。SHGはアジール、エズリアルとキャリーラインを確定させる珍しいピックにブラウムを加え、終盤戦向けの様相を見せます。

 V3はさらにジャングルのBanを続け、SHGの動きを狭めます。対してSHGはリーシンをピック。トップのピックを残します。

 V3はノクターン、スレッシュとピックし、フレックスの可能性を残す柔軟なエンゲージ重視のピックアップ構成を完成させます。SHGはカミールをラストピックして、終盤戦でのスプリットを見据えたバランスの良い構成となります。

 

 そして試合内容ですが、SHGが最初はペースを握ります。TussleがBugiの先手を打ち、動きたい場所に出現、行動を許しません。小競り合いを繰り返し、試合ペースを確実に遅らせます。

 イーブンの状態で進んだゲームですが、転機となったのはローテーションをしている最中の事。Dasherのカミールを、Pazのオーンが誘い、キルすることに成功します。 SHGはそれを見てMidのアウタータワーを取ろうとするも、ArcherとRainaのコンビがそれを許しません。逆にBugiの合流が間に合い、V3がリードを奪います。

 そのままエンゲージを続け、V3が綺麗なスノーボールで勝利しました!

 

 勝者:V3

 

・第七試合 CGA VS SG「空気の変わる時」

この試合の分水嶺。ここまで互角だった拮抗を崩す待望のドラゴンソウル!

 

 不調の波に飲み込まれつつあるCGAと王者を破ったSGの対照的な試合。

 ブルーサイドはCGAでランブル、ユーミ、オラフをBan。SGはアフェリオス、セト、オーンをBan。双方もはや定番となったチャンピオンを消していきます。

 そしてCGAは先週失敗したセナをピック。SGはやはりYutorimoyashiのエズリアルを最優先。第六試合で大活躍のBlankのエリスも抑えます。

 CGAはそこからトランドル、エコーをピックし、2ndピックではタムケンチ、エイトロックスとスプリットの強い構成を揃えます。

 SGはPireanの得意ピックであるルブラン、さらにカルマ、ナーを加えて少数戦も集団戦もできるバランスの良い構成となります。

 集団戦の構成としては互角ですが、CGAはスプリット、SGはポークを重視した点が異なります。

 

 そして試合は予想通りの平行線となります。細かくCGAがアクションを起こすものの、SGは逐一それに対応し、大きな差になりません。むしろそのアクションに合わせて、しっかりとドラゴンを確保していきます。

 中盤まで1kほどしか差がなく、SGがアドバンテージを握るドラゴンが争点となり、集団戦が起きます。その中、Blankがしっかりとドラゴンを抑え、SGにオーシャンソウルが入ります。しかも集団戦でも追撃、勝ち切る大戦果。

 結局、この集団戦が分水嶺となってしまい、CGAはSGの前進を全く止められず、ひたすらポークを受け続ける結果に。SGはそのまま詰め切りました。

 SGが本日2連勝となりました!

 

 勝者:SG

 

・第八試合 SHG VS CGA「血みどろの決闘」

流れを強引に引き戻すダブル・テレポート!! この一手が決定打となった。

 

 連敗の渦から抜け出せないCGA、SHG両チームの闘い。

 CGAがブルーサイドで、ランブル、ユーミ、オラフをBan。SHGはオーンと、Napの得意なチョガス、Gangoの得意なドレイブンをBanします。

 それを受けてCGAは再びセナを優先。SHGはアフェリオス、トランドルと返します。

 CGAはさらにセト、タムケンチと今回は手堅く抑えます。SHGはDasher得意のブラッドミアを選択。

 そしてBanはお互いにMidレーナーを警戒してアジールやルブランが消えます。それを受けてSHGはノーチラスでサポートをピック。CGAはジャーバン、サイラスと今回は本来の形と言える終盤向けの集団戦用ピックを行います。

 SHGのラストピックはカシオペア、これによりSHGは集団戦とエンゲージを考えた突撃型のチーム編成に。

 勝負は終盤戦と誰もが思いました。

 実際のところ、積極的にCGAがYoshiを起点に仕掛けるものの、芳しくない状態が続きます。逆にAriaが珍しくミスをし、先手を打たれます。

 しかし、BotレーンのGango&Grendelは堅実なリードを作り上げ、SHGのヘラルドによるTopタワー破壊時には、Botレーン攻略に成功し、イーブンに持っていきます。

 そこでCGAが打った手がダブルテレポートでした。カバーに入ったPoohのノーチラスを捕らえ、さらにHoneyのアフェリオスまでキルしてリードを奪います。

 これにより、時間とゴールド、ドラゴンを手に入れることができたCGAは順調に育つことに成功。ついにはDasherのブラッドミアをAriaのサイラスがキルします。さらに集団戦でもAriaが暴れ、SHGの面々を刈り取っていきました。

 最後も集団戦で勝利し、CGAが久々の勝利を手にしました!

 

 勝者:CGA

 

 

 

 

・今週の順位 まとめ

結局団子状態は変わらず、プレーオフの行方はまだ暗中。

 

 首位DFMについに土がつきましたが、プレーオフはすでに圏内。

 SGも先行で若干の余裕ができました。

 しかし3位以下は大混戦。 プレーオフは上位6チームまでなので、Week6,7の結果が待たれます。

 

 特に絶好調のAXIZ、息を吹き返したSGの動向に注目です。

 

 

・Week6のスケジュール

 次回日程は以下の通りです。


 

 第一試合 DFM VS CGA

 第二試合 DFM VS SHG

 第三試合 SG VS SHG

 第四試合 CGA VS RJ

 第五試合 AXIZ VS SG

 第六試合 BC VS AXIZ

 第七試合 RJ VS V3

 第八試合 V3 VS BC

 

 全てが注目試合! あくまで抑えるなら第六試合でしょうか。

 

 次週はスーパーウィークとなり、3月7日 8日の連続試合となります。

 ここまで緊迫した展開もめったにないので、1試合ごとが見どころですね。 

 

 

 それでは、また。