青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL Spring 2010 Week2!! 『チームの真価』

 どうも皆さんこんにちわ。

 LJLWeekまとめ人のみっしーです。

 

 前回Week1から僅かに3日。

 Week2は激闘が予想されます。

 

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 それでは試合まとめ見てまいりましょう。

 日程はこちら。

 

 第一試合 V3 VS SG

 第二試合 BC VS V3

 第三試合 CGA VS BC

◎第四試合 SG VS CGA

 第五試合 DFM VS AXIZ

◎第六試合 RJ VS DFM

 第七試合 SHG VS RJ

 第八試合 AXIZ VS SHG

 

 となります。

 (オススメ試合には◎ をつけてます)

 

 そして相変わらずお仕事の早いハイライトさんがこちら。

 

www.youtube.com

 

 

 以下詳細です。

 

 第一試合 V3 VS SG 「動と静 交錯す」

単独で囮を引き受けたPirean。デッドせずに生き残る!!

 

 初戦、1勝1敗の現状から、勢いに乗りたいSGとV3、どちらも譲れない一戦です。

 サイド選択権はV3で、ブルーサイドを選択。SGはセトのみオープンにし、MFとBlank得意のリーシンを確保、加えてルブランやヨリックなどスプリットに秀でた構成へ。 それに対してV3はセナをピックし、グラガス、ブラウムなど守備よりの構成+ジェイスを加えてある程度のバランスを取ります。

 凌いでいけばスケールで勝るV3でしたが、ボットレーンでSGが早々に仕掛け、タワーダイブで有利を築きます。それに対してV3はトップ側で有利を取りますが、ドラゴンのコントロールを取られたV3は、SGのドラゴン取得を止めることができません。

 しかし、V3もスケールを生かして少しずつ有利を重ねていきます。事態は硬直したかに見えましたが、勝敗を決したのはPireanのベイトでした。自らを囮に、デッドすることなくV3を引き付け切ったのです。チームメイトがその後、仕掛けきり、バロンを取得したSGが大きくゴールド差をつけ、勝利しました。

 

 勝者:SG

 

 第二試合 BC VS V3 「来た、見た、勝った」

今季初のパーフェクトスコア。最初から最後までV3は危なげなく走り抜けた。

 

 なんとしても踏みとどまりたいV3と、結果を残したいBCの戦い。

 BCがレッドサイドを選択し、OPチャンプであるアフェリオス、アカリをBan。V3もセトをBanし、初手にはオーンを取ります。

 対してBCはRayFakey得意のダリウス。Rokiのヴィクターなど、各々の得意ピックを優先させます。V3はそつなく準OPのMFにノーチラス、ゾーイやレクサイとバランスの取れた集団戦構成を取ります。

 各々のチームのプライドがぶつかるようなピックになりましたが、試合は一方的なものになりました。

 V3ジャングルのBugiが、BCのOnceに執拗に圧力をかけていきます。そのプレッシャーを利用してV3はダイブを決め、アドバンテージを取っていきます。しかも、隙なくタワーシージを繰り返すため、BCはなかなかそれに対抗することができません。

 そのままV3は強い時間帯に有利を重ね続け、勝利しました。

 

 勝者:V3

 

 第三試合 CGA VS BC 「ダブルエース」

拮抗した集団戦を崩しきったのは、やはりこの男Aria!!

 

 なんとか勝って上位を追いたいBC、初日は上々のCGAと戦います。

 CGAはブルーサイドを選択し、BCにOPのBanを強要します。結果的にCGAはセトを手に入れ、BCはMFを優先します。

 しかし、CGAの罠だったと言えます。LCKでもメタBanされていたGangoのドレイブンがBan漏れしてしまい、Ariaの得意なルブランと共にピックされます。BCも得意ピックを抑えますが、少々歪なバランス型に。

 試合内容としては、序盤から中盤までは小競り合いの続く動きの多い戦場となりましたが、スケールで勝るBCはCGAのアクションをかわして拮抗させていきます。

 転機は中盤からの集団戦、徒歩でエンゲージしたGrendelのノーチラスを起点に、両チームががっぷり4つで戦い始めます。 しかし乱戦になってしまえば、個々の能力で勝るCGAが有利。 BCは最後まで粘るものの、Ariaのルブランに溶かされてしまいます。

 そのまま有利を手放さず、CGAが勝利をしました。

 

 勝者:CGA

 

 第四試合 SG VS CGA 「赤い閃光、今奔る」

オーマイガッ!! 不利な情勢を一瞬で覆すNap&Ariaのコンビネーション!!

 

 両チームとも1戦目を勝って、勢いになっているSGとCGAの試合。

 サイド選択権はSGで、レッドサイドを選びます。CGAはセトを得、SGはMFとルブランを抑えるメタと得意ピックの取り合いが発生します。

 CGAはさらにキャリーにブラッドミア、セナを加えた終盤スケールの集団戦向け構成に、SGはリーシンに対してレクサイ、セトに対してのケイルなど、スケールを補ったうえでアサシンも可能なピックアップ構成を取ります。

 まず試合はSGの圧倒的なペースで進みます。 YoshiのリーシンをBlankのレクサイが追いかけまわし、キルまで取ります。育ち切っていないCGAのキャリー陣を追いかけまわし、オブジェクトの優位を堅実に築きます。

 しかしこの試合、どんでん返しが待っていました。 万全を期したバロンへのアプローチに、NapのセトとAriaのブラッドミアが強襲! パワースパイクを迎えていた両名が、バロンピット内にいたSG側のキャリーを根こそぎ追い散らし、バロンをスティールしたのです。

 結局このバロンが決めてとなり、CGAが一気に詰め切りました。

 

 勝者:CGA

 

 第五試合 DFM VS AXIZ 「Evi+セト=無敵

Eviの完璧なイニシエートから、DFMが集団戦で圧勝!!

 

 後半戦、最初は初日唯一の2勝DFMと、唯一の2敗AXIZの試合。

 ブルーサイドを選択したのはDFM。 AXIZに選択を迫ります。 結果的に抑えたのはセト。ただでさえタンク系の得意な日本一のトップレーナー、EviにOPチャンピオンが手にわたってしまう結果となりました。

 AXIZはその代償にアフェリオス、モルデカイザーを抑え、カーサスJGという珍しいピックも含めての長期戦を見据えた集団戦構成に仕上げます。

 対してDFMはMF、ノーチラス、グラガスと堅実に抑え、Ceros得意のカルマを加えたDFMらしい集団戦構成を取ります。

 尚、試合はEviが圧倒的なパフォーマンスを見せ続けます。Stealのトップガンクも相まってUinyanはまったく息ができません。 結果的にタワーを次々と取得されてしまい、バロンも取られてしまいます。

 一時AXIZもEviを捕らえて反撃したものの、結局DFMは逆転要素を与えず、詰め切りました。

 

 勝者:DFM

 

 第六試合 RJ VS DFM 「コンセプトの徹底」

粘り続けるRJ、それを振り切るためにDFMが選んだ最後の一手!!

 

 3連勝と波に乗る王者DFMと、他チームよりもはっきりとコンセプトの見えるRJの戦い。

 RJがブルーサイドを選択し、DFMに択を迫ります。 DFMはなんとアカリとアフェリオスの両方をオープンにします。 これに対するRJ、なんとオーンを優先して取得。当然、DFMはアカリ、アフェリオスを抑えてしまいます。

 RJは最終的にヴァルス、ノーチラス、カシオペア、レクサイを抑えてオーンを加えた集団戦構成をとります。

 DFMはシンドラ、タリックを加えてスケールの良い集団戦構成を完成させます。

 両チーム共、集団戦に重きを置いた上で、自信をもってピックしたことを見ると、チームコンセプトを徹底し、真正面からの戦いを望んでいるように見えました。

 そして、試合もガチガチの集団戦が起こっていきます。序盤こそ、RJも個人のファインプレーで拮抗させるものの、僅かずつDFMが勝利を重ね、試合中盤までには大量リードを奪います。

 しかし、ここからRJは粘りを見せます。バロンをクラウドソウルと引き換えに手に入れ、一時期差を2kほどまで詰めます。

 追いすがるRJをDFMは最後のひらめきで押し切ります。それはインヒビターの割れたミッドレーンへのバックドア。CerosとEviをRJの本陣になだれ込ませ、そのまま一気に勝利までこぎつけました。

 

 勝者:DFM

 

 第七試合 SHG VS RJ 「Protect vs Soldiers」

スキルの応酬の中、きっちりオーンのRを捌く名手Pooh!! SHGが集団戦で魅せる!

 

 後退すると苦しいRJと、新チームでありながら実力を証明したSHGの試合。

 SHGはレッドサイドを選択し、アフェリオスを取れないRJの弱点を突いたドラフトを展開します。 アフェリオス、エイトロックスと抑え、グラガス、アジールとバランス重視のピックをします。 RJはエースのArtにアッシュ、Vividにバードを与え、序盤からボットレーンの支配を狙います。総合的にみると、レーン重視でありながら、オーンの存在でスケールも悪くない構成に。

 試合はお互いにアクションを繰り返していくものの、非常にキルは少ないテクニカルな集団戦が展開されます。

 そこでSHGが取った一手は、hachamechaのエリスを一気にキャッチすることです。結果的にそれがバロンの取得につながります。

 それでもDFM相手に粘って見せたRJ。SHG相手にも時間を伸ばしていこうとするのですが、ドラゴン前での集団戦にて痛恨の敗北を喫します。

 結局、それが決定打となり、SHGが勝利しました。

 

 勝者:SHG

 

 第八試合 AXIZ VS SHG

完全な状態での5対5、しかし総合力で上回ったのはSHG!!

 

 連敗の渦から逃れられないAXIZ。新進気鋭にて連勝中のSHGとくっきり現状がわかれる2チームの戦いがWeek2の〆となります。

 AXIZがレッドサイドを選択し、アフェリオスをオープンします。しかしSHGは選ばず、ランブルを取りに行きます。 当然、AXIZが抑えるのですが、SHGはセナータムケンチで堅実な構成を取ります。

 最終的にはAXIZはスケールに勝る集団戦構成に。 SHGはセナをピックし、それを守るプロテクト構成を取ります。

 そして試合は、AXIZがペースを握ります。途中まで互角だったものの、GariaruのオリアナがRを3人に決め、リードを奪います。

 ただ、そこからの詰めをSHGがのらりくらりとかわし続けます。 ドラゴン前での集団戦ミスを咎め、ついに逆転。

 Ramuneのランブルのイコライザーも随所でささり、ベタ足の多いAXIZはそれだけでパワーを削がれてしまいます。

 結局、スケールするまえに押し切られる形となりました。 

 

 勝者:SHG

 

 

 

 

・今週の順位 まとめ

  

  やはり王者DFMが強い! 無敗でWeek2を終え、健在ぶりをアピールしています。

 2位につけるのはCGAとSHG。両チーム共にシーズン前は不安点を指摘されていましたが、堅実な強さを見せつけています。

 優勝候補と目されたSGと昨季2位のV3は3位タイ。両チーム共にここ一番での脆さを抱えています。

 同率4位タイがBCとRJ。特にBCは面子をほぼ変えない分、有利だと思っていたので以外な結果です。RJに関して言えば、コンセプトが明確な分、そこをもっと強化すべきという感覚はします。

 5位がAXIZ。見えないトンネルを抜けることはできるのでしょうか。

 

 

・Week のスケジュール

 次回日程は以下の通りです。

 

 

 第一試合 RJ VS AXIZ

 第二試合 AXIZ VS CGA

 第三試合 CGA VS V3

 第四試合 V3 VS RJ

 第五試合 SHG VS DFM

 第六試合 BC VS SHG

 第七試合 BC VS SG

 第八試合 DFM VS SG

 

 個人的な注目試合は第五試合のSHG VS DFMです。

 初戦こそCGAに敗れたものの、その後は順調に勝ちを重ねているSHG。彼らはDFMにどこまで通用するのでしょうか。今季のダークホースや如何に、です。

 そしてもう一試合。 第八試合のDFM VS SGですね。

 SGはすでに2敗を喫していますが、面子的にはDFMにも勝るとも劣らない形のはず。激戦が予想されます。

 

 次回は15日……日程が過密でメタの移り変わりが読みにくい中、各チームはどのように仕上げてくるでしょうか。 楽しみです。

 

 それでは、また。