青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL Summer Week4! 首位攻防戦、決着は……?

 TFTにどはまりして、本家ランクがおろそかになってるみっしーです。

 元々考えるほうが得意なので、楽しいですねえ。

 

 さてさて、本題です。

 今週も行われましたLJL夏スプリット。首位攻防戦から2周目も始まり、非常に楽しみな闘いでした。

 

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 それでは、振り返って行きましょう。組み合わせは以下の通りでした。

 

 今回から結果は反転で書いておきます。

・CGA VS V3 CGAの勝利

・BC VS V3 V3の勝利

・BC VS AXIZ BCの勝利

・CGA VS AXIZ CGAの勝利

・RJ VS USG USGの勝利

・SG VS RJ RJの勝利

・DFM VS SG DFMの勝利

・DFM VS USG DFMの勝利

 

 例のごとくハイライトを見たい方は、

 LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様が短時間で参考になりますよ!

 では、詳細な結果です。

 

 

・CGA VS V3 

残酷なまでに強いArtのトリスターナ。CGAの2大キャリーがV3を沈めていく

 

 首位攻防戦となった最初の試合、注目が集まりました。

 新チャンピオンであるキヤナと、バフされたトリスターナを中心に過不足なくバランスのよいCGAに対して、ジェイス以外はレイト寄りで且つ、サイラスJG、ソナSUPを起用して奇襲性を高めたV3。集団戦になればV3に分がある戦いでしたが、Artのトリスターナがダイブからキルを決めた後は大暴れ。Lunaのキヤナも要所で相手のキャリーを仕留め、一方的な展開に。

 最後は15キルを獲得し、CGAが圧倒しました。

 

・BC VS V3

徹底したキャッチからのチャンスを作り続けるV3!

 

 第二試合、首位攻防戦を落としたV3でしたが、気落ちは見られず、むしろ第一試合で失敗だと思われたソナSupを続けてピックします。加えてルシアン、タムケンチとレーンを壊して、相手をキャッチする構成に。BCはRokiに得意のルルを持たせて、キャリー陣を生かす集団戦向けの構成に。

 試合は中盤まで一進一退の流れが続きます。キルを取るV3、オブジェクトを取るBCと互角でしたが、V3が少しずつキャッチの有利をとり始め、じわじわと差をつけます。

 最後はそれを生かして2度のバロンを取り、V3が詰めきりました。

 

・BC VS AXIZ 

試合を決めた”一手”AXIZの仕掛けをOnceがいなし、体力差を作った!

 

 勝利のほしいAXIZ、ルブランやサイラスなどAP系の編成によせる攻撃力の高い形に。対してBCは、Rokiにアジールを渡し、Onceがシンジャオをピック、コントロールを取っていく構成に。

 試合展開は、BCが狙い通り全体的なコントロールを取り、ドラゴン管理とタワー取得をじわじわと行っていきます。AXIZもいい仕掛けを繰り返しますが、BCも致命的なデスを回避、マタドールのようにAXIZをいなし続けます。

 最後も僅かな差でしたが、OnceがDay1とGariaruの仕掛けをいなし、逆に反転。その体力差を持ってバロンを取得、一気に詰め切ってBCが勝利しました。

 

・CGA VS AXIZ 

”Solo Kill King”Lunaの10割コンボ! キヤナの性能を見せ付ける!!

 

 一周目を全勝で終えたCGA、勢いのままキヤナをピック、レイトではなくバランスを重視した構成に。AXIZはGariaruにコーキを渡し、ランブル、ケイトリン、オラフと序盤に寄せた構成をとっていきます。

 試合展開はCGAがキルこそ取るものの、AXIZはオブジェクトコントロールと要所でのファインプレーによって、ゴールド優位を保ち続けます。

 そのAXIZ優位の状況を覆したのはLunaのキヤナでした。Gariaruに対してのソロキルから始まり、集団戦ごとにバックラインへ飛び込み、キルを量産します。

 AXIZも中盤、ゴールド差を生かしてエルダードラゴンを取得したりと、勝ちに結びつく動きをしていたのですが、Lunaがそれを破壊するキャリーを見せ、CGAが勝利しました。

 

・RJ VS USG 

美しすぎるTussleのエンゲージ!波のある彼のパフォーマンスだが、冴え渡っていた

 

 両者共に1週目は1勝ずつ。2勝が遠かった両チームの中盤を賭けた闘いとなりました。

 RJはWyvernが得意のオラフ、Ninjaがアジールを押さえ、全体のコントロールを取る構成。USGはDasherがコーキ、Arumikがブラッドとややレイト向けの構成を取ります。

 しかし試合はDasher-Tussleのラインが強く働き、逆にコントロールを握っていきます。そして高いキャッチ、エンゲージ力を生かしてドラゴン前などで集団戦を次々に展開、有利をとります。 RJもWyvernが一矢報いるものの、届かず、USGが2周目、早々に勝利を手にしました。

 

・SG VS RJ 

やりすぎてしまった!!SGのミスをRJが咎めていく!

 

 

 1週目、流れを掴みきれなかったSGと、不調の続くRJの試合。今後を戦い抜くためには、絶対にほしい試合でした。

 RJはCogcogにライズ、Ninjaにアジールを持たせ、レイト寄りの意外な構成に。対してSGはBotレーンのOddugiにルシアン、Rainaにブラウムという事で、Botから作る元来のスタイルに戻して戦いに挑みます。

 試合は序盤、SGの一方的なコントロールが続きます。Oddugi-Rainaは期待に答え、全体的に有利を波及させる良い動きをしていきます。序盤は弱いRJの弱点を突いて、一時は5000ゴールドほどのリードを築き、勝利は目前かと思われました。

 しかし、SGが深く入り込みすぎてしまった隙を見逃さず、Wyvernがサイラスで奪ったオーンのUltを効果的に使用、逆転の一手を打ち込みます。そこからライズが育ち、SGはレイトゲーマーの大火力を前に集団戦を次々落としてしまいました。

 僅かなチャンスを見逃さなかったRJが2勝目を上げました。

 

・DFM VS SG 

Ult、サモナースペル、全て吐いても倒せないEviケンチ!!

 

 連敗中のSGと、連勝中のDFM、ムードも試合前は正反対の2チームの激突となりました。

 ただ、構成自体はDFMのピックに疑問符の残る形になります。Oddugi得意のトリスターナにユーミの組み合わせへ、DFMはYutaponにカイサを持たせます。(トリスターナはカイサのカウンター) 全体としては、APに寄せ、集団戦とレイトゲームに強いSGと、アジールーレクサイのMid-JGでコントロールを取っていくDFMという闘いになりました。

 試合としては、プランどおりにCerosのアジールとStealのレクサイがコントロールを握り、ドラゴンをほぼ全てDFMが手中に入れます。SGもBotレーンを中心にファーストブラット取得から作っていこうとしますが、Mid-JGの圧力にBlankが封じ込められてしまいます。そして、育ったEviのタムケンチがソロレーナー達をキャッチ、時にはベイトしてDFMはオブジェクトを回収。気付けば大量リードを奪っていました。

 最後の最後までSGは粘りますが、最後はEviの複数を相手にするキャッチからDFMが詰め切り、連勝を伸ばしました。

 

・DFM VS USG 

なんでお前がそこにいる!? 驚愕のプレイを連発する”GENIUS”Yutapon!!

 

 春スプリットの1位、2位が2周目で早くも激突のこの試合、連勝を伸ばし始めたDFMと、連敗から脱出し復調しつつあるUSGの組み合わせとなりました。

 構成は、ナーやMF(ミスフォーチュン)を中心にバランスのよい集団戦向けのDFMと、コーキ、エズリアルのポークを中心に据え、オラフで序盤から攻め立てる攻撃性の高いピックを選んだUSG。

 試合内容も、序盤からTussleを中心にUSGが攻め立てます。Eviのナーを取り囲むようにしてキルをした後、トップレーンを中心に囲み、DFMのミスを引き出して序盤を圧倒します。しかしそこはDFM、引き換えにドラゴンを管理して望みをつなぎます。

 非凡な動きを見せたのはYutaponです。ドラゴン戦時には、後ろ側にテレポートしたDasherのコーキをADCでありながらまっさきに奇襲し、重要なパッケージを集団戦前に使わせる事に成功しています。

 決定的だったのは、ボットレーンでの集団戦で、草むらにまさかのYutaponがフェイスチェック……! しかしCerosのカルマ、Gaengのラックスの手厚いシールドによって、逆に待ち構えていたTussleとArumikを倒す事に成功します。Eviもこれに答えて、メガナーのUltでUSGの残りメンバーをキャッチ、そこからDFMが逆転勝利を収めました。 本日のベスト試合と言ってよいでしょう。

 

 

 

・本日のまとめ

 本日のWeek4の結果による順位は、以下の形になりました。


 CGAが全勝。V3にはついに土がつきました。

 CGAはLunaがキヤナという新たなピックを見せましたし、引き出しをこれからしっかり増やしていけば連勝できるでしょう。

 V3はピックで負けはしましたが、BC戦を見る限り、ミスがなければまだまだ勝てそうです。

 DFMは上り調子ですね。予定調和と言えるでしょう。(多少ドラフトの疑問符は残りますが)

 BCも1-1のいい流れが続いています。強豪に勝ちきれる強みをこれから見つけるべきですね。

 USGですが、やはり上がってきそうです。Arumikがチームに馴染んでいくごとに成績が上がっていくのではないでしょうか。

 RJは今回は勝利することができました。とはいえ、内容はそこまでよくはなく、Wyvern頼りというイメージが拭えません。

 SGは形や、Botレーンの調子が戻ってはいるのですが、Top-Midのソロレーナーが凹んでいるのが気にかかります。

 AXIZは対CGA戦で良い形を見せました。Uinyan頼りから脱却できれば、勝利を望めるのではないでしょうか。ただ難しいですが……。

 

 それでは、来週、スーパーウィークの1日目の予定です。


(★は注目の試合です)

 ・BC VS USG

★・CGA VS USG

★・CGA VS DFM

 ・BC VS DFM

 ・SG VS V3

 ・SG VS AXIZ

 ・RJ VS AXIZ

 ・RJ VS V3

 

 なんといっても、第二試合、第三試合の強豪の激突ですね。

 CGAファンとしては見逃せません。

 来週は、7月13日、14日と続けて2日ありますので、体力整えてまいりましょう。

 私は例によって見られませんけどね!!(涙)

 

 

 それでは、また。