青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL summer Week10! 波乱含みの終盤戦スタート!

 夏の暑さにやられてるみっしーです。

 やられてても甘いものは食べられる……。

 そんな微妙なコンディションですが、熱い熱い戦いが今週もやってまいりました。

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 いよいよ残り2週。注目はCGAとDFMの首位争いです。

 それでは組み合わせを見てみましょう。

 結果は反転で。

 

・Week10 8月3日(土)

 RJ VS BC BCの勝利

 V3 VS BC BCの勝利

 V3 VS DFM DFMの勝利

 SG VS CGA CGAの勝利

 USG VS CGA USGの勝利

 USG VS AXIZ USGの勝利

 SG VS AXIZ SGの勝利

 

 それでは詳細を見ていきましょう。

 ハイライトを参照したい方は、LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様

 オススメです。

 

○試合詳細

 

・RJ VS BC BCの勝利

耐えた末に実った大逆転! Onceのスティールと同時に、育ったキャリーが牙を剥く!

 

 来季になんとか良いものを残したいRJと、新人達を率いたシーズンにしては良い順位を保てているBCの試合。

 RJは攻撃的スタイルをより洗練し、クレッド、バード、ジェイスを抑え、それに加えてカーサスを追加して強力な序盤からのプレッシャーを生み出します。BCはヴァルスータムケンチの安定ピックにコーキ、ブラッドを加えたレイトゲーム構成を返します。

 試合は、RJが序盤有利を生かしてオブジェクトを取得していきます。BCもなんとか抵抗していこうとするものの、押され続けます。なんとか要所で致命傷を避けつつ試合時間を延ばします。

 その結果が出たのがジャングルでの集団戦。育ったRayfarkyが飛び込み、RJの出足を完全にストップします。その後、RJの始めたバロンをOnceがスティールし、集団戦でも勝ちきり、BCが劇的な逆転勝利を収めました。

 

 

・V3 VS BC BCの勝利

勇気をもって飛び込まなければならない単独キャッチ。勇者Rokiがエンゲージ成功!

 

 あくまで2位以上を狙うのか、選択肢を磨くのか未知数なV3と、いいムードを保ったまま上位陣に挑むBC。

 V3はザヤラカンを中心にアカリ、レネクトンと強力なレーン勝利の為のピックを選びます。対して、BCはキンドレットBotを選択し、さらにサイラス、ガンクプランクを取ってバランスのよい集団戦向けピックを選びます。

 試合はいきなりBCのスワップから始まります。有利不利をなくしたイーブンの状態でそのまま進むかと思われましたが、各所で闘いが発生する熱い展開に。結果的にはトップーミッドでBCが、ボットではV3が有利を取ります。

 流れを決定付けたのはドラゴン側の川、Rokiが右側から飛び込み、Vividのラカンを捕まえます。そこからRayFarkyのガンクプランクのRが刺さり、集団戦に。有利な体制で闘い始めたBCが2キルを獲得し、そこからバロンにつなげました。

 そのままリードを広げたBCが、この戦いを制しました!

 

 

・V3 VS DFM DFMの勝利

「「あぁーっ!! リセットぉー!!」」 Revol&eyesの悲鳴が全てを物語るV3のミス

 

 上位チームの直接対決。どちらも今後を占う落としたくない試合です。

 V3は安定のエズリアルータムケンチに序盤強力なジェイスをMidに、レイト補強のガンクプランクをTopに置くレイト向けのポーク構成を取ります。DFMはカイサ、サイラス、ナーと中盤での集団戦に重きを置いたバランスのよいキャッチ構成を選択しました。睨み合いならV3、エンゲージできればDFM、レーン戦は互角と激闘が予想される良いドラフトが組まれます。

 試合はじりじりとした展開が続きます。お互いに仕掛けていくものの、少数のキルやサモナースペルの交換に終わります。

 決定的に動いたのは3度目のドラゴン時、ドラゴンラッシュを選択したV3でしたが、DFMの接近に気付き、位置取りを調整しようとします。しかし痛恨のドラゴンリセットがかかってしまい、DFMのエンゲージとドラゴンスティールを許してしまいます。

 結果的にそれがテンポを譲ることになってしまい、こうなったらペースを譲らないDFMがきっちりその後も集団戦を勝ち、詰め切って勝利しました。

 

 

・SG VS CGA CGAの勝利

Lunaの隙を逃さない追撃。 捕らえられたSGは完全にペースを失った。

 

 首位を守りたいCGAは負けが許されない厳しい状況、それを崩せるポテンシャルを持つSGとの試合です。

 CGAはArtに得意のレイトゲーマー、ジンクスを渡し、Lunaに得意のサイラス、そしてNapにエイトロックスと中盤からの集団戦を意識した構成をとります。

 SGはジェイス、タリヤ、グラガスと中盤までの間に有利の取れるチャンピオンに、回避力のザヤとポテンシャルの底上げにユーミを取って、レーンからの勝負を挑みます。

 如何にしてSGが有利を取るかという展開が予想されましたが、試合は一方的なものになりました。Topへのガンクを皮切りに、全レーンでの仕掛けが連続し、CGAが有利を攫います。加えて、ドラゴン前でスティールを狙っていたSGを、丁寧に囲い込んでエース。

 一時、バロンをBlankにスティールされるということもありましたが、最後は順当に詰めきってCGAが勝利です。

 

 

・USG VS CGA USGの勝利

出撃、Midトリスターナ! しかもDasherのとなれば突き刺さる最先端ピックだ!!

 

 落とせない試合、しかも強敵との戦いが続くCGA。相手はDFMを破って絶好調のUSGです。

 USGは得意のEntyユーミを押さえ、Dasherを育てるプランを確立します。CGAはそれを受けてLuna得意のアカリ、ジャーバンやタムケンチを抑えます。お得意のレイト構成かと思いきや、選んだのはケイトリン。若干の疑問符の残るCGAの選択に、返す刀はMidトリスターナ! Dasherに全幅の信頼を置くピックとなりました。(CGAは最後のピックはケネン。これも疑問符)

 そして試合は危惧したものとなりました。Top、Botでやや有利を作るものの、決定打を打てず、MidではDasherのトリスターナにLunaのアカリはペースを握られ続けてしまいます。USGは落ち着いてTopへガンクを刺し、リフトヘラルドを用いてテンポを握ります。そこからはUSGがゲームを作る展開になります。

 CGAも集団戦で1キルを返すものの、チーム一丸となってミスなく有利を握り続けるUSGを崩せません。結局、攻勢有利を生かし続けたUSGがCGAをほぼ完封して勝利しました!

 CGAは痛い痛い1敗です。

 

 

・USG VS AXIZ USGの勝利

Arumikの反転からKeymakerのDPS、そして最後はDasherのロケット! USG一丸の反撃!

 

 再び勝利が遠いAXIZと絶好調まで調子が戻ってきたUSGの試合。

 AXIZは強力なBotカイサーノーチラスを軸に、サイラス、ランブルとややAP寄りの集団戦構成を取ります。

 対してUSGはDasherにコーキを、Arumikにナーを、Tussleにセジュアニと得意ピックを押さえ、全時間にバランスよくダメージを与えられる隙の無い構成を選択します。

 試合はAXIZが序盤はペースを握ります。特にGariaruがサイラス+アフターショックの有利を生かして、なんとDasherのコーキをソロキル。さらにSmileのガンクをあわせてペースを握ります。

 しかしそこはUSG。ねこばばの収入とカルによる副収入、しっかりとしたCSで喰らいつき、ビルドを整えていきます。しかも収支ではリードを奪い、虎視眈々とテンポを取り戻そうと狙い始めます。

 決定的になってしまったのは、Midレーンでの集団戦。AXIZが仕掛けた集団戦をArumikがメガナーのRで制圧し、KeymakerはDay1のカイサの仕掛けをザヤのRでかわしきり、反転します。中核を失ったAXIZは散らされ、Dasherの追撃で崩壊します。

 最後はテンポを握りきったUSGが手堅く勝利を手にしました!!

 

 

・SG VS AXIZ SGの勝利

これが、”タリヤーパンテオン”だ!! SGの奇策がAXIZを恐怖に陥れていく!

 

 良いムードを取り返しつつあるSGと、再び迷走し始めてしまったAXIZの闘いが本日のラストとなりました。

 AXIZはやはりBotに強力なカイサーノーチラスを、Gariaru得意のアカリをピックし、中盤以降の集団戦勝利を狙います。

 SGはブルーサイドにも関わらず、ラストピックで仕掛けます。まさかのパンテオンピックで会場を沸かせます。トリスターナーパンテオンという形に度肝を抜かされました。

 しかし、さらにSGは強力な一手を打ちます。MidのTakaが使うタリヤをBotにスライドさせ、MidにエースOddugiのトリスターナを送ったのです。そう、USGのDasherが採用したMidトリスターナがまた登場、しかもBotコンビはタリヤーパンテオンという強力なレーン勝利コンビとなったのです。

 そして試合はBotで仕掛け続けるSGと、Topでなんとか有利を取り戻そうとするAXIZという構図になりましたが、SGのタリヤパンテオンにBlankのサイラスまで加わってのダイブは止める事が出来ず、テンポを奪われ続けました。

 Gariaruがなんとかバックラインへ飛び込むなど、奮戦しましたが叶わず、SGがリードを広げ切って勝利しました。

 

 

 ○今週のまとめ

 

 今週の結果を受けての順位は此方です。

ついに首位はDFMとCGAがタイで並ぶ!

 

 CGAの1敗を受けて、DFMとCGAが勝敗数、対決結果で並びました。

 3位はV3で確定です。

 若干CGAはピックが迷走している気がしています。DFMはV3戦で力押しではない、しっかりとしたビジョンを持ったドラフトをしていました。現状だと、DFMのほうが安定感が確実にあるでしょう。

 V3は今週2敗と痛い形になりましたが、ドラフトの軸は決して悪くなく、DFM戦も負けは細かなミスとまだまだ取り返せる点から見ても、余裕はあります。

 そしてプレーオフが決定しても、次に繋がる順位争いではBCとUSGが競っているのもいい流れですね。

 

 それでは来週の予定です。

最終週にて大一番!

 

・Week11 8月18日(日)

 AXIZ VS V3

 RJ VS V3

 RJ VS USG

★AXIZ VS CGA

☆DFM VS CGA

 SG VS USG

 SG VS BC

★DFM VS BC

 

 注目の試合はなんといっても首位決定戦の第五試合です。

 現状はDFM有利と見ていますが、この2週間でどれだけ準備をするかが肝でしょう。

 その他、CGA、DFMの各々の試合が注目ですね。

 

 来週は最終週、プレーオフの内容も決まります。

 是非とも盛り上がってまいりましょう!

 

 それでは、また。