青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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LJL Spring 2010 Week6 『王者の君臨』!!

 どうも皆さんこんにちわ。

 LJLWeekまとめ人のみっしーです。

 

 世間ではコロナウィルスのせいであらゆる行事が自粛してますね……。

 LJLも無観客試合。せめて外野だけは盛り上げていきましょう。

 

 そして、今週はスーパーウィーク! プレーオフまで一気に加速していきます。

 

 

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 それでは試合まとめ見てまいりましょう。

 日程はこちら。

 

 第一試合 DFM VS CGA

 第二試合 DFM VS SHG

 第三試合 SG VS SHG

 第四試合 CGA VS RJ

 第五試合 AXIZ VS SG

 第六試合 BC VS AXIZ

 第七試合 RJ VS V3

 第八試合 V3 VS BC

 

 となります。

 DFMはほぼ1位抜けですが、本日の結果次第で明日のプレーオフ争奪戦に拍車がかかります。(プレーオフは6位まで、2チーム脱落)

 

 そして、熱戦の模様はこちらのハイライトさんでもご覧になれます。

 

 毎回思ってますけど編集早すぎへんですか、たまにお体が心配になるレベル。

 

 それでは、以下詳細です。

 

 

 第一試合 DFM VS CGA「決定機の器」

Eviの牽制からのエンゲージに続くDFM! 甘えた位置取りを許さない!

 

 首位独走のDFMと、一歩でも抜きんでたいCGAの闘い。

 ブルーサイドはCGAで、ユーミ、ハイマーディンガー、ユーミをBan。DFMはセナ、ゾーイ、オーンをBanと、互いの得意チャンプを潰す形に。

 CGAは全勝中のセトを取り、カリスタ・ノーチラスと攻撃的なピックを確保。DFMはジャーバン、アフェリオス、ガンクプランクと得意ピックとセトに対抗するピックを選びます。

 2ndピックではCGAがセジュアニ、エコーと抑えてバランスの良いエンゲージ編成を取ります。DFMはタリック、カシオペアと合わせて、こちらは押し引きに優れるバランス構成を選びます。どちらのチームも特色を生かした形になりました。

 そして試合開始。CGAは再びYoshiを中心にBotで流れをつかみます。4メンダイブまで決め、リードを奪います。

 しかしそれもつかの間、ヘラルド前でのファイトでDFMがキルを取り返し、その後は膠着状態が続きます。CGAも積極的にアクションを起こし、ダイブを繰り返しますが、決定機には至らず。

 流れを再び決めたのは、バロン前でのファイトです。バロンラッシュを判断したCGAに対して、EviのガンクプランクがEの樽を当て、Rでのエンゲージを慣行。これが完全にヒットして、DFMがそのまま雪崩れ込み、エースとバロンを獲得します。

 やはり盤石。王者DFMが勝利しました!

 

 勝者:DFM

 

 第二試合 DFM VS SHG「好機を”作る”」

僅かな緩みを突くDFM! トドメはCerosのトリプルノックアップ!

 

 プレイオフ1位進出のかかったDFMと、勝利が遠いSHGの試合。

 ブルーサイドはDFMで、ルブラン、ルシアン、セナと安定ピックのBan。

 SHGはジグス、ハイマーディンガー、カルマとCerosをターゲットBanします。

 このターゲットBanに対してDFMはセトをピック。SHGはアフェリオスとジャーバンを優先します。当然ながらDFMは空いていたOPであるオーンを選び、さらにYutaponの得意ピックとなるエズリアル。この時点で盤石となります。SHGはタリックを取って集団戦を見据えます。

 2ndピックではDFMはブラウムを抑え、バランスを整えるためにエリスをピック。中盤以降の火力と、序盤をしのぐエリスを中心としたエンゲージ構成になります。

 SHGはモルデカイザー、ヴェルコズをピックし、これも強い集団戦向けのエンゲージ構成を完成させます。

 

 試合は序盤からSHGが先手を取ります。Topで互角のガンク対決を制し、ドラゴン前での集団戦を挑んでリードを奪います。パワースパイクの早さを利用して、SHGが次々とアクションを起こしていきます。

 しかし、DFMはキルこそ取られるものの、反対側のサイドでタワーを取るなど、ゴールド差をつけさせません。ドラゴンを重ねていくSHG、ただ、悲劇はそのまさにドラゴンピットで起きました。ドラゴンソウルこそ抑えたSHGでしたが、DFMのエンゲージをいなすことができず、エースを取られてしまいます。ここで一気にDFMが逆転。

 最後までバロンまで生かして、DFMが勝利! 王者の貫禄を見せつけました。

 

 勝者:DFM

 

 第三試合 SG VS SHG「九州ダービー再び」

最後の戦いとなったトップレーンでの追撃戦。Pireanが最後まで機動戦を制した。

 

 もう負けは厳しいSHGと、チームが成熟しつつあるSGの試合。

 ブルーサイドはSHGで、オーン、オラフ、エズリアルと前試合で痛い目を見たチャンピオンをBan。

 SGはエリス、ユーミ、ジャーバンとゲームメイクできるジャングラーと応用の強いユーミをBan。

 SHGはこれを受けてアフェリオスをピック。SGは返す刀でセナとルブランをピックします。この時点でSGはかなりのパワーあるピックを抑えています。

 ここでSHGはガリオ、レクサイとエンゲージ要素とバランスを取るピックを。SGはタムケンチと流行のセナータムケンチの形でさらにパワーを上乗せします。

 SHGの2ndピックはタリックとアカリ。全体的に仕掛ける傾向の強い、中盤からのエンゲージ構成を取ります。

 SGはリーシンにエイトロックスとレーンでも、集団戦でも活躍できるピックをし、レーンから押し上げていくスプリット構成を完成させました。

 

 試合は構成的にじわじわとした戦いになりました。

 後半戦でも強いSGは焦らず、じっくりと構え、SHGの仕掛けをいなしていきます。

 じわり、じわり、とSGがゴールド差をつけて、勝負所の終盤戦まで5k近くの差を築きます。

 そして最後にはエンゲージを失敗しているSHGに対して、SGは追撃戦を慣行。やはりゴールド差がついた状態では厳しく、流れをSGが完全につかみ切ります。

 SGはそのまま詰め切り、単独2位を盤石なものにしました!

 

 勝者:SG

 

 第四試合 CGA VS RJ「極限を切り落とす」

痛恨……! たった1度の集団戦、ワンチャンスをRJが成就させた。

 

 プレーオフ進出のためにはどちらも負けは許されないRJとCGAの試合。

 ブルーサイドはRJで、OPのユーミと、ルブラン、ゾーイとAriaを警戒するBan。

 CGAはオーン、タムケンチ、エズリアルと順当且つレイトゲームを封じるBanです。

 RJはファーストピックでアフェリオスを、CGAはセト、ジャーバンと抑えて各々の得意ピックをしていきます。RJは加えてセジュアニ、モルデカイザーと集団戦に寄せる形を明確に、CGAはカリスタを加えてDFM戦でのコンセプトを継続していきます。

 2ndピックではRJはブリッツクランクとアジール。キャッチもすることが出来、集団戦で相手をバラバラにピックアップできる凶悪なキャッチ構成です。

 CGAはスレッシュ、サイラスを加えて、レーンでも集団戦でも活躍できるバランス構成を取ります。

 

 試合はCGAが序盤からコンセプト通りに圧倒します。Botレーンでの優勢に加えて、Grendelの積極的なローム+ドラゴン周辺の集団戦でのダブルテレポートなどの得意な動きが刺さり、30分時点でドラゴンソウル+10k差をつけます。

 このまま順当にCGAの勝利か、と思っていた矢先、RJの牙が刺さります。

 エルダードラゴン前の集団戦が起こり、CGAが詰めに寄ろうとしたところでRJがエンゲージ。ここであわてたか、YoshiのR、決戦場がマイナスに働いてしまいます。閉じ込められた瞬間にNinjaのアジール、Artのアフェリオスの火力が火を噴き、前衛が壊滅。

 そして頼みのGangoもCogcogのRの分断に会い、個別で倒されてしまいます。一つのミスとRJのファインプレーが重なり、10k差をひっくり返されます。

 そして、AS寄りのビルドをしていたRJはタワーからネクサスまでを一気に割り切り、驚愕の逆転勝利を果たしました!

 

 勝者:RJ

 

 第五試合 AXIZ VS SG「不屈の魔剣」

apaMENのエイトロックスが大暴れ! 最終的には4人相手にしても生き残る活躍を見せた。

 

 プレーオフ争いを一歩抜けて安泰のSGと、ギリギリのラインであるAXIZの試合。

 ブルーサイドはSGで、ジャーバン、ユーミ、オラフをBan。序盤からの動きを警戒します。

 AXIZはルブラン、エリス、オーンとSGの得意+メタなチャンプを優先してBan。

 SGはこれを受けてファーストピックはゾーイ。まさかのMidファーストでAXIZを揺さぶります。AXIZはアフェリオスとグラガスを抑え、集団戦向けのピックへ。

 さらにここでSGはセナ、タムケンチを確保。ポークが強力+フロントラインも硬くなるので盤石な基盤を作ることが出来ます。AXIZはヤスオをピックしてヤスオーグラガスを匂わせます。

 2ndピック、SGはエイトロックスとサイラスで、十二分な火力を確保。ポークも集団戦も強く、レーンも負けない理想的なバランス構成に。

 AXIZはスレッシュとガンクプランクを取って、SGを相性的にカウンターするエンゲージ構成を取ります。

 

 試合は一進一退の攻防が続きます。ファーストブラッドこそSGが取ったものの、AXIZはドラゴンを確保し続け、ソウルに王手をかけます。

 さらにAXIZは積極的にキャッチを仕掛け、集団戦を起こしていきます。しかし、これが裏目に出ます。あと1つのドラゴンが遠く、集団戦のたびにSGに僅かずつの勝利を重ねられてしまい、最終的にはついにエースを取られてしまいます。

 そしてそれにより成長しきったapaMENのエイトロックスが大暴れ。ソロで4人のガンクを捌くなど、大活躍を見せます。最終的には、そのままの勢いでSGが詰め切りました!

 

 勝者:SG

 

 第六試合 BC VS AXIZ「龍虎・共演す」

左からUinyan、右からGariaru! プレッシャーによって翻弄されるBC!

 

 ギリギリで踏みとどまるAXIZと、調子の戻らないBCの試合。

 ブルーサイドはAXIZで、オーン、アフェリオス、エリスをBanしてBCの得意な形を封じます。BCはセト、ランブル、オラフと序盤から強いチャンプをBanしていきます。

 AXIZはファーストピックでルブランをピック。今季は本当に強いチャンピオンで、Gariaruが毎回大暴れする優良ピックです。BCはヴァルスとゾーイを抑えてポーク構成を明確にします。

 AXIZはこれを受けて序盤から動かせるリーシンとMFをピック。BCはジャーバンを取って両者共にコンセプトがはっきりと分かれる面白いドラフトに。

 2ndピックはAXIZがノーチラス、そして今季すっかり見なくなったジェイスでTop/Midとレーンが圧倒的に強いピックを揃えたスプリット構成に。

 BCはエイトロックス、ブラウムと抑えて睨みあうポーク構成を完成させます。

 

 試合はAXIZがコントロールを握ります。キルこそBCがややリードするものの、ヘラルド、ドラゴンとタワーをAXIZが次々に取得し、ゴールド差を序盤から作っていきます。

 BCは睨みあいを好む編成なのですが、AXIZは包み込むようにしてポークの的を絞らせません。しかもスキルをかわすことだけではなく、しっかりとオブジェクトを管理して隙のない展開を重ねていきます。

 最後には積もり積もったリードを存分に利用しバロンを取得、集団戦も圧倒して理想的に締め、AXIZが勝利しました!

 

 勝者:AXIZ

 

 第七試合 RJ VS V3「真綿の使い方」

集団戦でPazが魅せる! 手堅く、慎重に詰め寄っていくV3!

 

 逆転勝利でムードの良いRJと勝ち星が欲しいギリギリのV3の試合。

 ブルーサイドはRJで、エコー、ルブラン、エリスをBan。徹底的にバックラインを壊すチャンピオンを嫌います。 V3はセジュアニ、ジャーバン、オーンと此方もRJが得意な集団戦を成すチャンピオンをBanします。

 RJは再びアフェリオスをファーストピック。Artのピックを最優先します。V3はタムケンチ、セトと取り、セナを匂わせつつ、強力なセトを抑えます。

 RJはこれを見て、モルデカイザー、トランドルをピック。セナータムケンチだった場合に硬くなったタムケンチの防御力をトランドルで奪う牽制ピックです。それでもV3はお構いなくセナをピック。

 2ndピックでは、RJはアジールとパイクをピック。ブリッツクランクをBanされていたのでフック系チャンピオンが欲しかったのでしょうが、構成的に若干疑問が残る形となりました。少々バランスの悪い集団戦向け構成となります。

 V3はシンドラ、グラガスを合わせ、序盤からマップをコントロールしつつも、終盤ではピールもできるバランスのよい集団戦向け構成を取り、RJを上回っていきます。

 

 試合は、まさにV3のワンサイドゲームといった形で進みます。

 レーン戦の強さを存分に生かしてTop/Midで優位を重ねます。 ドラゴンも確保し、しかも無理をせずにノーデッドで少しずつ、少しずつ勝ち続けます。

 オブジェクトの取得ペースこそ遅めでしたが、30分時点で10k差+ノーデッドで圧倒的な差をつけ、最後はバロンを取り切って押し切りました。

 最後までペースを与えず、V3が勝ち切りました!

 

 勝者:V3

 

 第八試合 V3 VS BC「パーフェクトゲーム・再録」

まさかの24分勝利。育ったBugiは誰にも止められない。

 

 崖っぷちに立たされたBCと、完璧な試合運びを見せたV3の試合。

 ブルーサイドはV3で、ルブラン、セト、ユーミをBan。エンゲージとバックラインへの飛び込みを警戒して、集団戦を匂わせます。BCはオラフ、レクサイ、エリスとJGへの集中Banで、序盤からBugiの動きを警戒する流れに。

 V3はこれを受けてオーンをピック。宣言通りにOPであり、集団戦の要となるチャンピオンを手に入れます。BCはアフェリオス、サイラスを先出しでピック。

 そしてここでV3はセナータムケンチをピックして、まさにメタの最先端のピックを連続で取ることに成功します。BCはこれを受けてトランドルでカウンター。

 2ndピックではV3はシンドラとリーシンをピックし、マップコントロールを取りに行く選択をします。これにより、集団戦も強く、ゲームの主導権を握れるプロテクト構成が完成します。

 BCはカルマ、アジールとピックし、集団戦向けのピックを取りますが、エンゲージ要素の薄い難しいピックとなります。

 

 そして試合は、前の試合をなぞるかのようにV3ペースで進みます。

 というよりも、まさにBugi無双といった形。最序盤でTopで2v2が発生し、V3が2キルノーデッドでギリギリの勝利をモノにします。 そこからBugiとPazがMidに有利を派生させる理想の展開に。

 9分時点で5k差をつけ、トップタワーを割り切る大戦果を挙げます。

 その後も堅実なV3は決して無理をせず、最後までノーデッドで完封しました!

 

 勝者:V3

 

 

 

 

・今週の順位 まとめ

 

ついにDFMがシーズン優勝確定。

 

 スーパーウィーク1日目は、DFMのプレーオフ1位進出決定という結果になりました。

 そしてSG、V3が一歩先んじて、BC、SHGが一歩後退というところでしょうか。

 特に明暗を分けているのはチームの完成度です。

 DFMは言わずもがな。SGもV3も集団戦ピックをしつつもMid-JGでコントロールを取るという狙いが明確になっています。

 AXIZは序盤から全レーンで攻め立てるコンセプトが明確で浮上を果たしました。

 

 BCとSHGはチームコンセプトが煮え切らないのがどう最終週に影響するか。

 まだわかりません。

 

・Week7のスケジュール

 次回日程は以下の通りです。

全ての試合が好カード、見逃せない。

 

 第一試合 RJ VS SG

 第二試合 SG VS BC

 第三試合 SHG VS BC

 第四試合 RJ VS SHG

 第五試合 V3 VS DFM

 第六試合 AXIZ VS DFM

 第七試合 CGA VS AXIZ

 第八試合 V3 VS CGA

 

 状況を整理しますと、最下位のBC、SHGはプレーオフ進出には最低限1勝が必要です。 つまり第三試合は天下分け目になる可能性が高いですね。

 逆にRJ、CGA、AXIZは1勝すればほぼ安泰となります。

 つまりRJ、SHGにとっては第四試合が大切な試合で、CGA、AXIZは第七試合が大切な試合になります。

 SGはあと1勝で2位が確定するため、第一試合、第二試合どちらかの勝利が必須です。

 V3は2敗した場合タイブレークになってしまうため、第五、第八試合どちらかの勝利が必須になります。

 つまり、ほぼすべての試合にて消化試合がない、ということです。

 

 目の離せない試合ばかり、欲を言えば目の前で見たかったですが……。

 それでは、また。