青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

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躍進RJ!! CGAへの別次元からの刺客!!

 RJ(ラスカルジェスター)と言えば古豪、と呼ぶに相応しいチームでした。

 はっきり言ってしまうと、ドラフトに疑問符がつくときが多くて、実際にそれは成績の不安定さに繋がっていました。

 

 しかし、1週間前からコーチが変わったRJは、現在虎視眈々と上位を狙う恐ろしいチームに変貌しました。

 

 そして、本日のWeek4、それが我らがCGAに牙を剥いたのです。

 

 正味、Week1で対戦した時は全体のプレイヤーレベルと集団戦ではCGAが上回っている印象でした。まともなドラフトをすれば、7割は勝率はあったでしょう。

 しかし、奇手とも言える一手。

 

 それは「カーサスジャングルフェイント」でした。

 

 カーサスをあえて先ピックし、それに対してエンゲージやタイマンに優れるチャンピオンをピックさせるという選択を取らせる……。ピックを勘違いさせる高等技術ですね。

 結局先ピックされたカーサスはBot運用となり、JGにはセジュアニを見てのオラフピック。しかもスタートをCGA側バフとした上で1stRJ側青をカーサスに献上するという驚くべき初手を取りました。

 これでカーサスはマナを使い放題な上にLV先行が確定的になり、Botレーンはマッチアップ的にも有利になるという大幅なアドバンテージを得ます。加えてWyvernはhachamechaのジャングルを荒らし、スカトルを取り、リードを広げる構え。

 

 そして、その影響はMidに大きなプレッシャーを生みます。

 VS USG戦もそうでしたが、JGに圧力が掛かるとLunaのプレイに制限が加わり、存分に力が発揮出来ないというのが目立ちました。

 結局、アカリVSルブランというスキルマッチアップで序盤から優位を握られます。

 

 しかし、そこからが今年のCGA。

 チャンピオンのパワースパイクと集団戦でのカウンターで一気に情勢を五分に持って行きます。耐えるゲームはCGAのお家芸となりつつあるところですから。

 

 そこで、賭けに出た選手がいました。RJのHolisです。

 やや押していたアーゴットを駆るAlleycatを援護する形でNapを仕留め、バロン確保の足がかりを作りました。

 最後は集団戦で勝利し、RJが勝利へとつなげたのです。

 

 今回の試合を見るに、ドラフトで上回られたという方もいるでしょう。

 ただ、CGAはゲーム内ではベストの対応を行えていました。ドラフトでの負けを少しずつ我慢して返し、互角まで持っていったのですから。

 このゲームに関しては、RJが良かったとしか言いようがありません。CGAの選手は100%に近いプレーをしていました。最適解ではなかったかもしれませんが、それでもこの試合戦犯と呼ぶようなミスはそこまでありません。

 

 振り返ってみると、

 Topのガンクをジャングルルートを変える事でカウンターし、集団戦ではセジュアニのRをしっかり受け止めたWyvern。

 戦略の要としてエースであるLunaを抑えきり、大きな賭けも成功させたHolis。

 メイジを振られたにもかかわらず、過去のMid経験からしっかり使いこなしたScottlyk。

 ガンクを捌き、集団戦のピールを決めて魅せたAlleycat。

 勿論全体の調律を整え、ディスエンゲージを常に行い続けたYuki

 それぞれが役割を120%こなしていたという感じがします。

 

 今回はCGAが間違えたのではなく、RJが単純に強かった。

 ファンボとしては今回は負けを認めるしかないでしょう。本人達はどう思っているかわかりませんが、私としては次回までにはまたフィードバックしてくれると信じています。

 

 上位を狙えるはずだぜCGA……ッ。 RJから学んでくれッ……!!