青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

趣味のブログです。主にLOL観戦・感想・分析、その他ゲームのやりこみなどの特集を掲載していきます。

LJL summer Final 予想編

 いよいよ夏も終わりで、仕事もひと段落してきたみっしーです。

 皆さん夏はどうお過ごしでしょうか?

 

 LJLのFinalが16日に迫ってきております。

 そこで、私なりのファイナルの予想をしていきたいと思います。

 完全にSummerを見てきた私的な内容となります。

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 対戦カードは、

 シーズン1位 DetonationN FocusMe

 VS 

 シーズン3位 V3 Esports

 となります。 それでは、考えていきましょう。

 

 

○目次

1:メンバーの比較

2:チームとしての比較

3:ドラフト予想

4:勝敗予想

 

 という順番で考えていきます。

 

 

1:メンバーの比較

 各レーナーの印象と戦力比較をしていきます。

 

○Top (DFM)Evi VS (V3)Paz

 もはや語るまでもない宿命の対決ですね。

 お互いに何度もファイナルでマッチアップしていますし、手の内もわかっているでしょう。

 Eviは元々タンクが得意で、そこからレーニングの強さを磨いてきたプレイヤー。どちらかと言えば集団戦での活躍が目立ちます。最多使用チャンピオンはナーで、レーニングで不利を取らず、集団戦に向けて闘える優秀なピックです。

 そしてPazは用心深いレーニングと、日本一と言えるレベルのスプリットの名手。フィオラなどのファイターを使わせればEvi以上であると言えるでしょう。最多使用チャンピオンはエイトロックスとガンクプランク。チームのエースとしてダメージをだしていくキャリーを担います。

 真正面から組み合った場合、ファイター同士であれば若干Pazが、タンク同士ならEviが上回るでしょうが、現状のメタでタンク同士というマッチアップはないでしょう。

 

 データ面から見ると、奇しくもDPMやキル関与率等はほぼ互角です。大きく違うのは、Eviは視界スコアが高く、Pazはファーストブラッド取得率が30%以上あり、管理するEviとチャンスを逃さないPazと言えるでしょう。

 相性的な面で言えば、現状のトップメタであるエイトロックス、レネクトン等Pazに有利な面が揃っていると言えます。個々の能力的な面で互角なら、環境面で有利であるので、4:6でPaz若干有利と見ます。

 

 

○JG (DFM)Steal VS (V3)Baby

 印象的にはコントロールのStealと、攻撃性のBabyという感じですが、内実はもう少し複雑です。

 データを見ると、Stealは視界管理力に優れ、Babyよりも視界スコアを多く獲得しています。特にワード破壊に関しては徹底的で、倍近い差を出しています。対してBabyはファーストブラッド獲得率が50%を超えており、多くの場合最初のテンポを作るのが彼だと言えます。

 興味深いのはStealはKDAが5なのに対し、Babyは3,8とStealが上回ります。キル関与率もStealが上回っていて、Babyは攻撃的過ぎてデスも多くなる傾向があるということです。

 そして双方チャンピオンプールに殆ど被りはなく、ドラフトでお互いを封じあうピックがやり辛いことから、プレイスタイルがモロに影響する間柄と言えます。

 個人的には7:3でSteal有利と見ます。コントローラーにとって、ガンカーは相性のいい相手であるという持論からです。

 

 

○MID (DFM)Ceros VS (V3)Ace

  ご存知皇帝Cerosと、Ceros二世とも呼ぶべき今年の成長株Ace。大注目のマッチアップですが、データも似通っています。

 DPM、キル関与率、平均CS、視界スコア……ほぼ全てのデータが互角の数値を示しています。これはプレイスタイルが似ているために起こる現象でしょう。

 ただし、厳密に言えば両者のスタイルには決定的な違いがあります。Cerosはコントロールを重視した形、Aceはディフェンシヴに構え、集団戦まで耐えるスタイルということです。データでも、Cerosは早期に相手からCS有利を取る傾向があり、Aceは上回られることのほうが多くなっています。この差は大きいと思われます。

 チャンピオンプールでは、近年抑え目なCerosですが、やはりコントロールの取れるアジールやハイマーが多い傾向です。ただ、Aceは面白く、耐えるピックも多いのですが、ジェイスやレネクトン、アカリでダメージディーラーを担うのが主軸なのです。筆者としては、Aceがこれらのピックで決定的な序盤有利をつかめるようになると、より脅威が増すと思われますが……。

 しかし、夏シーズン通しての傾向から言えば、7:3でCeros有利でしょう。ドラフト優勢で、5:5まで詰められるかが勝負です。

 

 

○ADC (DFM)Yutapon VS (V3)Yutorimoyashi

 これもまた宿命の対決で、瞬間のキレと広いプールを持つ万能型のYutaponと、強いレーニングと堅実なDPSをもたらすお手本のようなADCであるYutorimoyashiのマッチアップです。

 データ面から言えば、DPMとCS取得数、視界スコアはほぼ互角ですが、ファーストブラッド取得率とキル関与率ではYutaponが、KDAではYutorimoyashiが上回ります。

 つまり、寄りの速さと集団戦でキルを取るYutapon、倒されずに火力を出していくYutorimohashiというはっきりとしたスタイルの違いが読み取れます。 

 そして争点は……エズリアルです。双方共に得意としており、レーニングでの優位、安定性、カイト能力等、必要なものが総合的に揃っているからです。チャンピオン相性的には、双方レーニングの強いチャンピオンは滞りなく使いこなせますから、エズリアル以外の選択肢となっても互角の様相になるのではないでしょうか。

 ただ、現状のメタだとレイトゲームでの火力役となる傾向が強く、アウトプレーを必要としない堅実な運用が得意なほうが、安定している印象があります。よって、4:6でややYutorimohashi有利と見ます。

 

 

○SUP (DFM)Gaeng VS (V3)Vivid

 目に見えないところで実力差の出るサポートというロールにおいて、LJLという場所では頂点を争うであろう2名のKR選手……性質は対称的です。

 攻撃とエンゲージのGaeng、防御とエンゲージのVivid。前回の対決では、相棒が逆の形で闘いましたが、ほぼ互角の様相となっていました。

 データ面での比較だと、Gaengのキル関与率はなんと脅威の80%……え、本当?とびっくりする値です。Vividも60%を超えており、本来ならば恐ろしい数値です。しかしそれ以上にGaengが凄い。KDAもGaengが上回っており、闘うと言う事においては上を行くと言っていいでしょう。Vividは視界スコア、特にワード破壊で高い数値を誇り、一度取った有利を逃さない動きを徹底できるサポートといえるでしょう。

 チャンピオンプールでほとんど被りはなく、あえて言うならラカンの扱いがどうなるか、ですが……双方エンゲージが得意なピックを取れる状況は、いくらでも作れるでしょう。ピックの有利不利を加味すると、環境が味方するという意味で、6:4でGeang有利と見ます。

 

 Botレーンは総合的に互角と見ます。 

 ここまでの比較で、全体的に見るとややDFM有利であると言えるでしょう。

 

 

2:チームとしての比較

 バランスの取れたコントロールを得意とするDFM。

 ドラフト有利から序中盤で攻め立て、隙のないゲームを作るV3。

 ……という印象なのですが、データを見ると意外なことがわかります。

 序盤の有利を作っていることが、DFMのほうがデータ上多いのです。

 

 CS有利、獲得ゴールド、ファーストタワー取得率、ドラゴン取得率……などなど、ほぼ全てのデータが、DFM側が上回っている事を指し示しています。

 チームカラーが序盤中盤重視なV3よりも、上という事実です。唯一V3が上回っているのはファーストブラッド取得率で、これは20%以上V3が上です。

 つまり、V3はファーストブラッドで有利を握った上で、テンポ有利を取っていくチームなんですね。主導権を握るのに長けている、と。

 対してDFMは、V3に匹敵するキルレシオを誇ることから、実は戦闘を好むチームです。ただし、レーンでのソロキルよりも集団戦でのキル獲得率が高く、コントロールしながら有利を握って、集団戦を仕掛けて止めという流れなんですね。

 

 ですので、チームとしての争点としてはV3がテンポを握る動きをしてきたときに、DFMはどう対応して有利を握るか。 その一点に尽きると思われます。

 V3としてはそこでテンポを握れれば、SemiFinalでCGAに集団戦をさせなかったテンポアップからのローテーションとスプリットがありますし、畳みきれるはず。

 DFMとしては凌いで、防いだお釣りで有利を取り、オブジェクト周りでの集団戦をしかけていけば勝てるでしょう。

 つまり、最初のテンポを握るためのドラフトが勝負の鍵を握ります。

 DFMもV3も、今季はブルーサイドでの勝利が多く、レッドサイドではやや苦戦しているように思われます。唯一V3がDFMを下した試合でも、V3がブルーサイドを選択しています。(CerosではなくRamuneだったにせよ)

 サイド選択権がこれほど影響を与える相性というのも、珍しい気がします。チームの形が似ていて、実力が拮抗していればよくあることなのですが、チームカラーがここまで違うのに、初動が大きく関わるのはV3ならではでしょうか。

 総合力的な分析をするならば、サイド選択権を持ち、SemiFinalでのデータを検証できるDFMが有利でしょう。V3の仕掛けを防げばいい、という意思をしっかり持てば、有利は揺るがないはずです。

 チーム相性的にも、7:3でDFM有利と見ます。

 

 

3:ドラフト予想

 パッチの適用が9.18なのか、9.17なのかで大きく話は変わります。

 9.18だった場合、Pazのエイトロックス、AceのアカリというV3にとっては大きな柱となるピックが大幅なナーフを受けてしまっています。そしてザヤのナーフを受けて、ザヤラカンの運用に制限がかかることは必至です。逆に9,17であるならば、これらのチャンピオンが有効になるため、V3にとっては有利な材料が揃います。

 そして、共通して言える事があって、今季、双方の得意ピックの被りが殆ど無いということなんですね。不思議なぐらいに被りがなく、ピックを取り合うという危険性が薄い。ただ、唯一と言っていいほどの被りはエズリアルです。その絶対的な相方であるタムケンチがナーフされたとは言え、プロシーンではまだまだ現役であり、双方の得意ピック。 これをめぐった争いが起きるかもしれません。

 メタなチャンピオンとしてはムンド、クレッド、イラオイ等が見られます。そもそも手堅いピックが多い現状、トップとサポートでの仕掛け以外が、殆ど空振りしてる印象すらあります。

 唯一といっていいほどピックorバン対象なのはユーミですね。特にDFMはUSGのDasher&Entyに苦杯を舐めさせられていますから、マークするはず。

 サイド選択権はDFMにありますので、当然ブルーサイドスタートが予想されます。9.17ならアカリ、ジェイス、エリス、カーサスがターゲットです。9,18でもまずエリス、カーサス、ジェイスは真っ先にバンするでしょう。V3は流れのままドラフトを組むならば、Steal、Cerosに応用の利くサイラス、そしてハイマーとアジールをマークするでしょう。レッドサイドが苦労するのはユーミです。GaengのユーミのハイパフォーマンスはCGA戦で明らかですから。

 手なりにドラフトをしていったら、V3は絶対に有利は握りきれません。特に9,18の場合は大幅な戦力ダウンが予想されます。しかし、V3のコーチは、ここまでドラフト有利を作り続けてきたHW4NG氏です。ポケットピックも用意している可能性は大いにあります。

 個人的な意見ですが、プールの広いCerosはバン候補から外してよさそうですね。そう考えると、V3はジャングルにガンクの得意なチャンピオンを確保しておき、トップかボットにカウンターピックを整え、それを補助する形で他を組み立てるのが王道。

 DFMは不利にならないよう、最後の1枠までカウンターを当てきる必要があります。ブルーサイドでの肝心要はファーストピック。ユーミの確保をバンによって防がれた場合、フレックスでのサイラスを念頭において、V3のピックを【見る】形に重きを置くのではないでしょうか。ここでポイントは、9,17ならV3のフレックスピックが多くなるのに対して、9.18だとナーフによって選択肢が縮まるということです。9.18ならDFMはかなりドラフトがやりやすくなるでしょう。ラストピック以外に、丁寧にカウンター要素を当てていけばいいのですから。

 逆に9.17の場合、V3のエイトロックス、アカリのフレックスで読み辛く、対応できない形になるでしょう。かなりの苦戦が予想されます。しかも、ブルーサイドを取れる2戦目からは、それが加速します。DFMはあまりフレックスなピックがプールになく、読みやすくなるからです。

 こうしてみると、Cerosのプールを無視するという選択肢をV3がとった場合、かなりの面でV3側が有利を得るように思えます。枠組みを見る限り、ドラフトでは3:7でV3有利と言えるのではないでしょうか。

 

 

4:勝敗予想

 拮抗した展開で、サイド選択権が影響を強める対決、1戦目が全てを分けると思われます。

 個人的には、DFMの3-1予想ですね。1戦目でV3が勝ちきれない場合、1,3戦目でサイド有利を生かしてDFMが取り、4戦目で集中の切れた所を、テンポを針の穴を通すように得なければならないV3がミスをする……という予想です。

 序盤に攻めきる、というのは想像以上に難しい闘い方です。完成度の高いそれを続ける事ができるのは、圧倒的なまでのミクロが必要になる。それを長く保てるかというと、Bo5という舞台では、気が緩む瞬間もある。DFMはそれを咎める力がありますし、長期戦が得意なチームカラーを持っています。

  手堅い闘いをし、1戦目のHW4NGコーチの仕掛けをいなす事ができれば、DFMの勝利が間違いないでしょう。

 

 逆にV3が勝利するのであれば、同じく3-1です。1戦目の勝利から、1,2戦目を取って、4戦目で勝利という未来が見えます。と、いっても、1戦目の作戦遂行が完全なものでなければならないので、その分V3が不利なのは変わりないのではないでしょうか。

 

 

 

 個人的なまとめは以上となります。

 皆さんは、どう予想しますか? (コメントいただけるとありがたいですね)

 

 それでは、また。

 

 

 

 

LJL summer SemiFinal!! 死闘!! V3 VS CGA!!

 TFTでようやくプラチナになったみっしーです。

 さあ、9月の最初にSemiFinal、決勝戦への駒を進めるのは、どちらのチームなのか?

 

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 さっそく、組み合わせと内容を見てみましょう。

 シーズン2位 CrestGamingAct 

 VS 

 シーズン3位 V3 Esports

 序盤攻撃型のV3と、終盤戦が得意なCGA。正反対なチームの闘いです。

 

 例によって動画を見たい方は

 LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様を参考にどうぞ。

 

 では、内容を見ていきましょう。

 

 

○1戦目 Vivid、翔ぶ!(選択権CGA:青)

鮮やかなカウンタープレイ! エンゲージの鬼、Vividはタイミングを逃さない!!

 

 如何にV3が序盤からCGAを崩すか、という展開が予想されましたが、ピックから既に荒れた内容となります。

 CGAはパンテオン、レネクトンにカーサスをあわせた序盤からのスノーボール構成を取ります。

 V3は対してザヤラカン、序盤から強いオラフを合わせて真っ向から対抗します。

 Top-Mid間でCGAが有利を取り、BotではV3が下馬評どおりに有利を作る展開に。

 そしてダメ押しとばかりにLunaのパンテオンがTopへダイヴし、キルを獲得します。CGAのペースになると思いきや、BotではBabyのオラフとVividのラカンが即座にエンゲージ、決定的だったのはここでBotタワーが折れたことでした。

 そこからV3は有利なBotコンビをローテーション、テンポを握ります。同時にドラゴンも管理され、苦しいCGAはヘラルドを獲得、Midシージで反撃します。

 しかし、タワーは取れたものの集団戦に発展し、敗北。V3がMidタワーを取り、そのままテンポを握り続けました。

 最後は早期のネクサス破壊につなげ、大事な緒戦はV3が勝利しました。

 

 

○2戦目 ムンド はちゃめちゃ スキ(選択権V3:青)

V3の頼みの綱、Pazを落とす事に成功したCGA!!

 

 サイド選択権を生かせなかったCGA、嫌なムードが漂う中、切り返せるか。

 V3は逆にサイド選択権を生かして肩の力を抜いて闘います。

 ピックですが、V3はカミール、サイラス、キアナとアサシン多目のスプリット、エンゲージ構成を。CGAはジャングルにドクタームンドを採用、レイト向けの得意構成に戻します。

 試合展開は、インベードからCGA有利に展開します。V3はカミール、エズリアルのねこばばとCS精度でどうにか喰らい尽きますが、ドラゴンを中心にテンポをCGAが握り続けます。

 しかし、Pazのカミールが牙を剥きます。スプリットでタワーを割り切り、集団戦では要であるArtのザヤを落とすなど八面六臂の大活躍。一時はV3の勝利を予感させました。

 試合は、一手のミスが有利を瓦解させます。Pazのカミールがそれを実現させましたが、逆も真なり。CGAは集団でPazを包み込み、数の有利を生んでバロンを取りきります。これを利用して有利を広げ、最後は得意の集団戦で勝利を手にしました。

 1-1 イーブンで3戦目です。

 

 

○3戦目 激突・チームカラー!!(選択権CGA:赤)

苦しめられていたAceのジェイスがポークで逆襲する! 集団戦ができない!!

 

 2戦目、巻き返されたV3に対して、ムードを取り返したCGA。大事な3戦目は、お互いのチームのプライドをかけた試合になりました。

 CGAはシヴィアを選択、そこまではルシアンが繋ぐというバランスの良い集団戦構成を取ります。

 V3はより序盤向けにエリス、ジェイス、レネクトンを押さえ、Botレーンも攻撃的にスレッシュを加えます。

 まさに攻撃のV3、防御のCGAの本懐と言えます。

 試合展開はV3が仕掛け続けます。Babyのエリスが再三アクションを起こし、Topレーンのテンポを握ります。MidこそLunaのルシアンが終始圧倒しますが、Aceのジェイスはあと少しのところで捌ききり、援護を待ちます。

 Top、Botで有利を取ったV3は、Babyのエリスが再三キャッチを繰り返し、チーム全体で集団戦をせずに押し続けることを徹底しました。

 そのまま押し切って、V3が2-1 王手をかけました!

 

 

○4戦目 フック王・Atyamomo!!(選択権V3:青)

 

間違いなくMVPはAtyamomo! エズリアルをヒットボックススナイプ!!

 

 CGAは後がない4戦目。V3は詰める段階となります。

 構成は、V3はBanから漏れたアカリを取り、エイトロックス、エズリアル、そして意外なピックとしてシヴァーナを押さえます。ポークダメージ重視の睨み合いを想定しています。

 CGAはザヤを押さえ、MidにはLunaの得意なルブラン、Topにはシェンを配置して少数戦の強い編成を取ります。

 試合は前半からCGAがペースを握ります。特にBotレーンではAtyamomoのノーチラスがフックを的確に当て、Yutorimoyashiのエズリアルに呼吸をさせません。次々とローテーションしてタワーを折って行きます。

 そしてバロン前での集団戦で再びAtyamomoがフックを決めます。Lunaのルブランのプレッシャーもあり、V3はバロンに触れることも出来ず崩れ去りました。

 2-2 ついにイーブンにて最終戦となります!!

 

 

○5戦目 終幕は突然に(選択権CGA:赤)

 

開始僅か1分半 試合を決定付けてしまったインベード失敗……。

 

 どちらも負けられない最終戦

 V3は1stピックで再びアカリを選び、ケイトリン、モルガナと自分達の持ち味を生かす得意ピックを揃えたローテーションピックを取ります。

 CGAは4戦目で効果を発揮したシェン、そしてArtにザヤを、Lunaにルルを渡してプロテクトADC構成をとって、チームとしての存亡をかけます。

 3戦目と同じくお互いのチームカラーのぶつかり合いとなりましたが、試合はあっさりと決まってしまいます。

 CGAは4戦目と同じく、相手のレッドバフへインベードをします。それに対してV3は時間を遅らせてぶつかりにいき、Pazのガンクプランクにテレポートまで切らせて優位を取りきります。結果、V3は3キルを獲得し、特にBotレーンは壊滅的なまでに差がついてしまいます。

 そして、持ち直そうとするチーム全体に亀裂が走っているのが見て取れました。CGAにミスが見え始めます。

 なんとか途中、有利をとったNapのシェンがRを使ってキルを取る場面もありました。しかし、結局差はまったく覆らず、V3は綺麗なローテーションを決め、そのまま勝利を手にしました。

 V3の3-2 勝利です!

 

 

○総評

勝利したのはV3 力量差は見せ付けただろう。

 

 V3の3-2勝利ということで、予想よりもかなり競った試合となりました。

 (筆者は3-2のCGA勝利か、3-0のV3勝利を予想)

 両者持ち味を生かしたものの、全体的にV3がCGAのレイト構成を打ち砕いた印象が強かったと思われます。

 そこに5戦目はミスも重なってしまい、V3に圧倒されるという結果を生んだと思われます。Bo5での脆さというものが出てしまいました。

 CGAが今後上位に上がるには、Napを含めての確実な勝ちパターンを確立すべきだと思われます。色々な面でピックが狭く、そしてそれが全体に波及してしまっている。必然的な敗北であったと思われます。ファンボだけに、強くなって欲しい。

 

 それに対してV3は、負けた試合はミスによる面が大きく、ピック負けも殆どしていませんでした。序盤から攻め立てて、ドラフトでも優位を立てる広さ……。怖い闘い方もできますね。

 FinalでDFMとの闘いを想定するなら、この序盤に組み立てる闘い方は彼らにとって脅威だと思われます。過去最大規模の会場で行われる決勝戦、楽しみですね。

 



 次回 LJLは 決戦。

 開催日は 9月16日(月)

 対戦カードは、

 

 シーズン1位 DetonationN FocusMe

 VS 

 シーズン3位 V3 Esports

 

 さあ、今年の日本代表を、見届けよう。

 

 それでは、また。

 

LJL Summer Week11! レギュラーシーズン最終週、首位は……?

LJL Summer Week11! レギュラーシーズン最終週、首位は……? 

  熱い熱い夏、仕事疲れでぐったりしてるみっしーです。(強炭酸うめえ)

 ついにLJLも長い夏スプリットが終わろうとしています。

 

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 さあ、今回の日程を見てみましょう。(結果は反転で)

 

<Week11 8月18日(日) 日程>

 

 AXIZ VS V3 V3の勝利

 RJ VS V3 V3の勝利

 RJ VS USG USGの勝利

 AXIZ VS CGA CGAの勝利

 DFM VS CGA DFMの勝利

 SG VS USG USGの勝利

 SG VS BC SGの勝利

 DFM VS BC 

 

 例のごとく、ハイライトは

 LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様をオススメしております。

 

 では、ここから詳細です。

 

<詳細内容>

 

AXIZ VS V3

拮抗した中盤戦を打ち崩すのはV3! チーム一丸になって包囲殲滅していく!

 

 最終週、プレーオフに課題を残したくないV3と、V3から再び勝利を挙げたいAXIZの試合が開幕戦となりました。

 V3はコーキ、エズリアルを中心にポークの強い構成へ、AXIZはGariaru得意のアカリをとり、全体的にレイト・エンゲージ寄りの構成をとります。

 試合はゆったりとした展開となります。V3のパワースパイク前にAXIZは僅かな隙をついてエンゲージ、バロンを取得して優位を握ったかに見えました。しかし、テレポートのカバーもありサポートのLago以外がデッド、決定機を逃します。

 そのまま睨み合いが続きましたが、その状況ならV3の独壇場。体力の削れたAXIZを囲い込み、クリンナップ。時間を味方につけ、V3が勝利しました!

 

 

RJ VS V3

RJ渾身の仕掛けをKite!Kite!Kite!! Yutorimoyashiが火力を出し続けた。

 

 シーズン終盤に何かを残したいRJと、AXIZ戦でいつもの姿を取り戻したV3の闘いとなりました。

 RJは、ジェイス、エズリアルを中心としたポーク構成に、V3はカイサ、アカリを中心に、残りメンバーはキャッチとエンゲージを意識した構成を取ります。

 序盤に如何に攻めるかRJという予想が立てられましたが、V3が立て続けにキルをとります。トップレーン側で次々と少数戦が起きますが、構成の有利を生かしてV3がどんどんと差を広げていきます。

 一端集団戦で巻きなおしかけたものの、最後までRJは詰め寄れず。V3が圧倒的な勝利を手にしました。

 

 

RJ VS USG

KeymakerのPokeとDasherがサイラスで乗っ取ったトゥルーショットバラージのWバースト!

 

 どうしても流れを掴み取れないRJに対し、Week10は絶好調だったUSGの試合となりました。

 RJはWyvern得意のカーサスJGを中心に、ポークの強いエズリアル、エンゲージもできるナー、さらにバーストの出るMidルシアンとバランスのよい構成を取ります。対するUSGはDasherに未だに強いサイラスを渡し、グラガス、エイトロックスとキャッチに優れた構成となります。

 構成的にはジャングルの序盤戦力差があるため、USGがペースを握ります。少しずつ着いた差を生かして、ビルドを進めます。RJもWyvernの火力が出始める中盤から仕掛けを強め、互いに殴りあうキルゲームに発展します。

 ただ、やはり着いてしまった差が大きな形で出てしまい、USGがそのパワーをポークに注ぎ、RJは抵抗の翼を1つ1つ捥ぎ取られていきました。USGの勝利です!

 

 

AXIZ VS CGA

上下に分かれた集団戦。上はNap、下はArtが立ちはだかる。

 

 最終戦を錦で飾りたいAXIZ、そして首位を守るためには負けられないCGAの試合。

 AXIZは強力な早期パワーを持つザヤラカンを軸に、フェイト、トリンダメアと奇異なピックをそろえます。それに対してCGAは新人Yoshiの得意ピックキンドレットと、Artにジンクスを渡し、それを補佐する形でチャンピオンを取るプロテクト構成に。

 構成的には序盤からAXIZがリードしなければならないものでしたが、要所でCGAが圧倒していきます。特にLunaがルルを使って即座に寄り、AXIZの反撃の芽を摘み取っていきました。

 結局キルを渡さず、CGAが圧倒し、勝利しました。 

 

 

DFM VS CGA

激闘という言葉に相応しい試合。死力をつくした集団戦を制したのはDFM!!

 

  ついにシーズン最高成績を決める試合です。王者の意地を見せられるかDFM、チームの完成度をしっかり上げてきているCGA。

 構成はエズリアル、ユーミを中心に、ポークとエンゲージをバランスよく組み込んだDFMに対し、Artにカイサ、Lunaにコーキ、Napにエイトロックスと得意チャンプを渡し、脇を固めてバランスのよいレイト構成を取るCGA。

 奇しくも殆ど同じプレイヤー特性を持つ両チーム、シーソーゲームとなりました。

 チャンピオンの特性を生かし、BotレーンでCGAが有利を取れば、それをStealがガンクでひっくり返し。その数分後に今度はhachamechaがガンクをしてBotの優位を取り返すなど差がなかなか着きません。タワートレードもほぼ互角になり、中盤戦まで膠着が続きます。

 何度もオブジェクトを争って集団戦を行い、お互いに勝ちきれずにグローバルゴールドはわずか1k差で終盤戦までもつれ込みます。

 その中、決定打を放ったのはやはりYutapon-Gaengのコンビでした。両名のポークダメージがCGAの体力を削り、決定打を許しません。そしてCGAのエンゲージに対して、DFMは耐え切り、退却する相手を追撃します。Gaengのユーミの加速によってキャッチを成功させ、最後の最後でEvi、Yutaponが火力を出し切り、エースを獲得しました。

 DFMが逆転シーズン1位を決定しました!

 追加でこの試合の激闘ぶりを物語るグラフをどうぞ。

 

両者ともにパワースパイクで仕掛けあうぶつかり合い。試合を分けたのは実力、ただ1つ。

 

 

 

SG VS USG

USGのキャリー陣がSGを逃がさない!きっちり試合を畳んでいく。

 

 最後に良いイメージを残したい両者の闘い。特にBlankは日本という地でもう少し結果を残したいところでしょう。

 SGはDonshuにカミールを、Blankにジャーバンを渡して手堅いバランスのよい構成に。USGはDasherにアカリを、そして各レーン得意なチャンピオンを使って集団戦、スプリット、両方選択肢の取れる構成を取ります。両構成共に、相手の弱点をつくよりは先手を取ってそのまま有利を押し付ける力と力の闘いになります。

 試合はじわり、じわりとUSGが有利を広げていきます。シーズンを通して成長を続けたArumikがDonshuへ圧力をかけ続けます。

 地力に勝るUSGは焦らず、少しずつ有利を広げ、付け入る隙を与えずゲームを畳みました。

 USGが貫禄の完勝です!

 

 

SG VS BC

超精度のクリスタルアロー!! Oddugiが狙撃し、Takaが仕留める黄金プレー!

 

 SGにとっては今年を締めくくる試合、BCも最後のDFM戦に向けて勢いをつけたいところ。

 BCはメタ的に強力であるアカリ、ナーを押さえ、ルシアン+ユーミのBotレーンを確保して全体的にバランスが取れたキャッチ構成へ。対してSGはTakaにルブランを、そしてOddugiにアッシュを渡して少数戦の強いこれまたキャッチ構成で対抗します。

 お互いにキャッチ構成で、激しいやりとりが予想されましたが、その通りの試合展開になります。BCがうまくキルを拾えば、Botで少数戦を起こしてSGが逆転する、そして集団戦を展開すればお互いにキルを取り合う状態で進みます。

 しかし、集団戦内でTakaのルブランがキルを集中的に拾い、火力を高めます。Oddugiのアッシュもビルドを整え、精度の高いクリスタルアローを次々と相手に当て、Takaがそれをクリアリングするという展開に。

 あれよあれよというまに、ゴールド差が着いていきますが、BCも踏ん張ります。最後に勝負を決めたのは、やはりエースOddugi。アッシュという火力を出すことが難しいベタ足チャンピオンで火力を出し切り、バロンを取得、ゲームを決めました。

 チーム一丸となって、勝ちきったのはSGとなりました!

 

 

DFM VS BC

オールスターじゃないんだぞ!?と突っ込みたいが、eyes氏はとても楽しそうだった。

 

 なんかもうしっちゃかめっちゃかだよ!!

  ……コホン。 最終戦はDFM、BC共に奇異なピックを選ぶファンサービス回のような試合になりました。(一応BCは4位かかってるんですけど)

 BCはBotガレンというRekklesリスペクトのピック、DFMは己の得意ピックに、特にCerosはMidシヴァーナ!!

 かろうじて両チームとも破綻せず?に、一応、ピックとしては成立しております。

 で、試合内容なのですけど、割とミクロの応酬になったのでのびのび楽しめたのではないでしょうか。真面目に解説すると、序盤からDFMがキャッチを続け、ゴールド差をつけていきます。しかし、ぶつかり合う選択肢を取り続けてしまったため、Onceのカージックス、Rokiのカシオペアが育ち、次第にDFMから勝利をもぎ取り始めます。

 最後はBC側がGaengのインセックキックを止め、そのまま試合終了までつめきりました。

 

 笑いが止まらなかったですけどね!!(HAHAHAHAHAHAHAHAHA)

 

 

 

<最終結果>

 

 それでは、これを受けてレギュラーシーズン最終順位です。

 

さあ、決戦だ。

 1位のDFMはFinalへ直行、SemiFinalの勝者を待ちうけます。

 プレーオフまで間がありますが、素晴らしい戦いを期待しましょう。 

 

 最後に、プレーオフの日程です。


 セミファイナルは 

 9月1日(日) 17:00から

 

 シーズン2位 CrestGamingAct 

 VS 

 シーズン3位 V3 Esports

 

  BO5となります。

 (その前にオールスターありますけどな)

 

 恒例にしようかと思ってますけど、SemiFinalの前にはわたしなりに分析してみようかと思います。

 それでは、また。

 

 

LJL summer Week10! 波乱含みの終盤戦スタート!

 夏の暑さにやられてるみっしーです。

 やられてても甘いものは食べられる……。

 そんな微妙なコンディションですが、熱い熱い戦いが今週もやってまいりました。

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 いよいよ残り2週。注目はCGAとDFMの首位争いです。

 それでは組み合わせを見てみましょう。

 結果は反転で。

 

・Week10 8月3日(土)

 RJ VS BC BCの勝利

 V3 VS BC BCの勝利

 V3 VS DFM DFMの勝利

 SG VS CGA CGAの勝利

 USG VS CGA USGの勝利

 USG VS AXIZ USGの勝利

 SG VS AXIZ SGの勝利

 

 それでは詳細を見ていきましょう。

 ハイライトを参照したい方は、LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様

 オススメです。

 

○試合詳細

 

・RJ VS BC BCの勝利

耐えた末に実った大逆転! Onceのスティールと同時に、育ったキャリーが牙を剥く!

 

 来季になんとか良いものを残したいRJと、新人達を率いたシーズンにしては良い順位を保てているBCの試合。

 RJは攻撃的スタイルをより洗練し、クレッド、バード、ジェイスを抑え、それに加えてカーサスを追加して強力な序盤からのプレッシャーを生み出します。BCはヴァルスータムケンチの安定ピックにコーキ、ブラッドを加えたレイトゲーム構成を返します。

 試合は、RJが序盤有利を生かしてオブジェクトを取得していきます。BCもなんとか抵抗していこうとするものの、押され続けます。なんとか要所で致命傷を避けつつ試合時間を延ばします。

 その結果が出たのがジャングルでの集団戦。育ったRayfarkyが飛び込み、RJの出足を完全にストップします。その後、RJの始めたバロンをOnceがスティールし、集団戦でも勝ちきり、BCが劇的な逆転勝利を収めました。

 

 

・V3 VS BC BCの勝利

勇気をもって飛び込まなければならない単独キャッチ。勇者Rokiがエンゲージ成功!

 

 あくまで2位以上を狙うのか、選択肢を磨くのか未知数なV3と、いいムードを保ったまま上位陣に挑むBC。

 V3はザヤラカンを中心にアカリ、レネクトンと強力なレーン勝利の為のピックを選びます。対して、BCはキンドレットBotを選択し、さらにサイラス、ガンクプランクを取ってバランスのよい集団戦向けピックを選びます。

 試合はいきなりBCのスワップから始まります。有利不利をなくしたイーブンの状態でそのまま進むかと思われましたが、各所で闘いが発生する熱い展開に。結果的にはトップーミッドでBCが、ボットではV3が有利を取ります。

 流れを決定付けたのはドラゴン側の川、Rokiが右側から飛び込み、Vividのラカンを捕まえます。そこからRayFarkyのガンクプランクのRが刺さり、集団戦に。有利な体制で闘い始めたBCが2キルを獲得し、そこからバロンにつなげました。

 そのままリードを広げたBCが、この戦いを制しました!

 

 

・V3 VS DFM DFMの勝利

「「あぁーっ!! リセットぉー!!」」 Revol&eyesの悲鳴が全てを物語るV3のミス

 

 上位チームの直接対決。どちらも今後を占う落としたくない試合です。

 V3は安定のエズリアルータムケンチに序盤強力なジェイスをMidに、レイト補強のガンクプランクをTopに置くレイト向けのポーク構成を取ります。DFMはカイサ、サイラス、ナーと中盤での集団戦に重きを置いたバランスのよいキャッチ構成を選択しました。睨み合いならV3、エンゲージできればDFM、レーン戦は互角と激闘が予想される良いドラフトが組まれます。

 試合はじりじりとした展開が続きます。お互いに仕掛けていくものの、少数のキルやサモナースペルの交換に終わります。

 決定的に動いたのは3度目のドラゴン時、ドラゴンラッシュを選択したV3でしたが、DFMの接近に気付き、位置取りを調整しようとします。しかし痛恨のドラゴンリセットがかかってしまい、DFMのエンゲージとドラゴンスティールを許してしまいます。

 結果的にそれがテンポを譲ることになってしまい、こうなったらペースを譲らないDFMがきっちりその後も集団戦を勝ち、詰め切って勝利しました。

 

 

・SG VS CGA CGAの勝利

Lunaの隙を逃さない追撃。 捕らえられたSGは完全にペースを失った。

 

 首位を守りたいCGAは負けが許されない厳しい状況、それを崩せるポテンシャルを持つSGとの試合です。

 CGAはArtに得意のレイトゲーマー、ジンクスを渡し、Lunaに得意のサイラス、そしてNapにエイトロックスと中盤からの集団戦を意識した構成をとります。

 SGはジェイス、タリヤ、グラガスと中盤までの間に有利の取れるチャンピオンに、回避力のザヤとポテンシャルの底上げにユーミを取って、レーンからの勝負を挑みます。

 如何にしてSGが有利を取るかという展開が予想されましたが、試合は一方的なものになりました。Topへのガンクを皮切りに、全レーンでの仕掛けが連続し、CGAが有利を攫います。加えて、ドラゴン前でスティールを狙っていたSGを、丁寧に囲い込んでエース。

 一時、バロンをBlankにスティールされるということもありましたが、最後は順当に詰めきってCGAが勝利です。

 

 

・USG VS CGA USGの勝利

出撃、Midトリスターナ! しかもDasherのとなれば突き刺さる最先端ピックだ!!

 

 落とせない試合、しかも強敵との戦いが続くCGA。相手はDFMを破って絶好調のUSGです。

 USGは得意のEntyユーミを押さえ、Dasherを育てるプランを確立します。CGAはそれを受けてLuna得意のアカリ、ジャーバンやタムケンチを抑えます。お得意のレイト構成かと思いきや、選んだのはケイトリン。若干の疑問符の残るCGAの選択に、返す刀はMidトリスターナ! Dasherに全幅の信頼を置くピックとなりました。(CGAは最後のピックはケネン。これも疑問符)

 そして試合は危惧したものとなりました。Top、Botでやや有利を作るものの、決定打を打てず、MidではDasherのトリスターナにLunaのアカリはペースを握られ続けてしまいます。USGは落ち着いてTopへガンクを刺し、リフトヘラルドを用いてテンポを握ります。そこからはUSGがゲームを作る展開になります。

 CGAも集団戦で1キルを返すものの、チーム一丸となってミスなく有利を握り続けるUSGを崩せません。結局、攻勢有利を生かし続けたUSGがCGAをほぼ完封して勝利しました!

 CGAは痛い痛い1敗です。

 

 

・USG VS AXIZ USGの勝利

Arumikの反転からKeymakerのDPS、そして最後はDasherのロケット! USG一丸の反撃!

 

 再び勝利が遠いAXIZと絶好調まで調子が戻ってきたUSGの試合。

 AXIZは強力なBotカイサーノーチラスを軸に、サイラス、ランブルとややAP寄りの集団戦構成を取ります。

 対してUSGはDasherにコーキを、Arumikにナーを、Tussleにセジュアニと得意ピックを押さえ、全時間にバランスよくダメージを与えられる隙の無い構成を選択します。

 試合はAXIZが序盤はペースを握ります。特にGariaruがサイラス+アフターショックの有利を生かして、なんとDasherのコーキをソロキル。さらにSmileのガンクをあわせてペースを握ります。

 しかしそこはUSG。ねこばばの収入とカルによる副収入、しっかりとしたCSで喰らいつき、ビルドを整えていきます。しかも収支ではリードを奪い、虎視眈々とテンポを取り戻そうと狙い始めます。

 決定的になってしまったのは、Midレーンでの集団戦。AXIZが仕掛けた集団戦をArumikがメガナーのRで制圧し、KeymakerはDay1のカイサの仕掛けをザヤのRでかわしきり、反転します。中核を失ったAXIZは散らされ、Dasherの追撃で崩壊します。

 最後はテンポを握りきったUSGが手堅く勝利を手にしました!!

 

 

・SG VS AXIZ SGの勝利

これが、”タリヤーパンテオン”だ!! SGの奇策がAXIZを恐怖に陥れていく!

 

 良いムードを取り返しつつあるSGと、再び迷走し始めてしまったAXIZの闘いが本日のラストとなりました。

 AXIZはやはりBotに強力なカイサーノーチラスを、Gariaru得意のアカリをピックし、中盤以降の集団戦勝利を狙います。

 SGはブルーサイドにも関わらず、ラストピックで仕掛けます。まさかのパンテオンピックで会場を沸かせます。トリスターナーパンテオンという形に度肝を抜かされました。

 しかし、さらにSGは強力な一手を打ちます。MidのTakaが使うタリヤをBotにスライドさせ、MidにエースOddugiのトリスターナを送ったのです。そう、USGのDasherが採用したMidトリスターナがまた登場、しかもBotコンビはタリヤーパンテオンという強力なレーン勝利コンビとなったのです。

 そして試合はBotで仕掛け続けるSGと、Topでなんとか有利を取り戻そうとするAXIZという構図になりましたが、SGのタリヤパンテオンにBlankのサイラスまで加わってのダイブは止める事が出来ず、テンポを奪われ続けました。

 Gariaruがなんとかバックラインへ飛び込むなど、奮戦しましたが叶わず、SGがリードを広げ切って勝利しました。

 

 

 ○今週のまとめ

 

 今週の結果を受けての順位は此方です。

ついに首位はDFMとCGAがタイで並ぶ!

 

 CGAの1敗を受けて、DFMとCGAが勝敗数、対決結果で並びました。

 3位はV3で確定です。

 若干CGAはピックが迷走している気がしています。DFMはV3戦で力押しではない、しっかりとしたビジョンを持ったドラフトをしていました。現状だと、DFMのほうが安定感が確実にあるでしょう。

 V3は今週2敗と痛い形になりましたが、ドラフトの軸は決して悪くなく、DFM戦も負けは細かなミスとまだまだ取り返せる点から見ても、余裕はあります。

 そしてプレーオフが決定しても、次に繋がる順位争いではBCとUSGが競っているのもいい流れですね。

 

 それでは来週の予定です。

最終週にて大一番!

 

・Week11 8月18日(日)

 AXIZ VS V3

 RJ VS V3

 RJ VS USG

★AXIZ VS CGA

☆DFM VS CGA

 SG VS USG

 SG VS BC

★DFM VS BC

 

 注目の試合はなんといっても首位決定戦の第五試合です。

 現状はDFM有利と見ていますが、この2週間でどれだけ準備をするかが肝でしょう。

 その他、CGA、DFMの各々の試合が注目ですね。

 

 来週は最終週、プレーオフの内容も決まります。

 是非とも盛り上がってまいりましょう!

 

 それでは、また。

 

LJL Summer Week8、9 スーパーウィークその2!!

 皆さん、こんにちわ。

 そろそろ仕事が忙しい時期になってきたみっしーです(・w・;

 それでも月日は巡りまして、LJLも佳境が近づいてまいりました。

 

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 しかも今週はスーパーウィーク。

 2日連続での激闘が繰り広げられたのです。

 例のごとくハイライトは、

 LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube 様がよろしいかと。

 それでは、まず組み合わせから。(結果は反転です)

 

・Week8 7月27日(土)

 AXIZ VS V3 AXIZの勝利

 V3 VS SG SGの勝利

 BC VS SG BCの勝利

 BC VS AXIZ BCの勝利

 USG VS DFM USGの勝利

 RJ VS DFM DFMの勝利

 RJ VS CGA CGAの勝利

 

・Week9 7月28日(日)

 RJ VS SG SGの勝利

 RJ VS AXIZ RJの勝利

 DFM VS AXIZ DFMの勝利

 DFM VS SG DFMの勝利

 CGA VS V3 V3の勝利

 CGA VS BC CGAの勝利

 USG VS BC USGの勝利

 USG VS V3 V3の勝利

 

 それでは、長い記事になりますが、

 詳細は以下になります。

 

・Week8 7月27日(土)

AXIZ VS V3 AXIZの勝利

突き刺さったAXIZの牙。 粘りに粘った先に待っていたのは大金星だった。

 

 1戦目から熱い試合が展開されたAXIZ VS V3戦。

 プレーオフ進出を決めたいV3と、来季に向けて結果を残したいAXIZ。

 V3はややレイトに向けたポーク構成、AXIZはそれに対してTopトリスターナというカウンターピックにジンクスという極レイト構成で対抗します。

 試合は一進一退の流れが続き、一時はV3がバロン・エルダードラゴンを両方抑えて勝利したかに思われましたが、最後はAXIZが見事な集団戦を決め、逆転しました。

 首位を争っていたV3から、AXIZ、大金星です。

 

V3 VS SG SGの勝利 

試合の流れを決定付けたBotレーンへのタワーダイブ。ここからSGは流れを手放さなかった。

 

 連敗を避けたいV3と、ようやくチームとして形が定まってきたSGの闘い。

 V3がジンクス、ガンクプランクにキヤナとグラガスを組み合わせたバランスのよいエンゲージ構成。SGはエズリアル、コーキを中心にカーサスを組み合わせたさらに重めのレイトゲーム構成で対抗します。

 試合はV3が構成で有利をとれるMid-JGのラインでBlankのカーサスを牽制していきますが、BotレーンのOddugi-Rainaが素晴らしい有利を築き上げ、タワーダイブを慣行します。そこからはOddugiのエズリアルを中心にV3を包み込むように寄せ、有利を手放しませんでした。

 有利を膨らませ続けたSGが、上位のV3を圧倒して勝利です!

 

・BC VS SG BCの勝利

拮抗した状態が崩れる、SGの位置取りのミスをBCは逃さなかった!

 

 プレーオフを狙うなら負けられないBCと、チーム作りが漸く実り始めたSGの闘い。

 BCはアカリとルシアンーユーミを据え、ガンクプランクを加えてバランスのよい構成に。SGはBlank得意のリーシンに、Botはカリスターノーチラスでルシアンーユーミを切り崩せる強力な序盤構成を取ります。

 試合は前のものと同じく拮抗したまま進みましたが、SGが5人で触れたリフトヘラルドをOnceがスティール、同時にエンゲージをしてBCがなんと4キルを獲得、そのまま勢いを殺すことなく勝ちきりました。

 パワースパイク差を生かしたBCの勝利です。

 

・BC VS AXIZ BCの勝利

集団戦で躍動するYuhi。新時代のエースADC足りえるか?

 

 V3を倒して勢いにのるAXIZと、プレーオフの夢をつなげたいBCの試合。

 AXIZはUinyan得意のケネンTopを中心にややレイト気味のスプリット構成に。BCはヴァルスータムケンチやコーキを中心にしたポーク構成を返します。

 試合は序盤有利なBCが押し気味に試合を進めます。それに業を煮やしたAXIZはBotへダイブを慣行。しかし、BCはそれを押し込めて包み、倒しきります。

 そのままついたキル差、タワー差を堅実に保って、最後はYuhiのヴァルスを中心に集団戦を勝ちきりました。BCの勝利です。

 

・USG VS DFM USGの勝利

負けられない……!! Dasher-EntyがDFMをバラバラに引き裂いていく!!

 

 Week8最大の決戦だったといえるでしょう。

 プレーオフに行きたいUSG、1位に返り咲いてプレーオフでの余裕を作りたいDFMの負けられない闘いでした。

 USGは”反則”とまで言わしめたDasherのブラッドミアとEntyのユーミをセットでチョイス。それにシヴィア、ナーとバランスを整えてDasherにリソースを注ぎ込む構成を取ります。DFMはナーフされても信頼しているのか、Eviに得意のタムケンチを、その他のチャンピオンも各々の得意チャンプをあわせる、力で叩き潰す構成を取ります。

 DFMは構成の序盤有利を生かして有利を築きます。一時は5000ゴールドのリードを持ちますが、それもDasherのパワースパイクまでの話でした。USGはDasherのビルドが整ったと同時にEntyのユーミをDasherのブラッドミアに取り付かせ、そのプレッシャーでDFMを追い込みます。Cerosもアジールで何度もエンゲージを阻もうとしますが、Dasherの高いハンドスキルと予測力の前にかわされ、有利を奪われます。

 最後にはじわり、じわりと詰め寄り、USGが集団戦に勝ち、そのまま勝利を手にしました!

 

・RJ VS DFM DFMの勝利

 RJの工夫を凝らしたドラフト奇襲にも動じない!『総合力』で圧倒するDFM!!

 

 何とか負のスパイラルから抜け出たいRJと、首位を目指すためには連敗できないDFMの闘い。

 DFMは久々のCerosのジグスを中心に、ザヤラカン、シンジャオを加えた早期に試合を畳める攻撃的な構成に。RJはドラフトから仕掛け、Botスウェイン、Midフェイトという奇策に打って出ます。

 しかしそこはDFM、スウェインBot脆弱性をついてザヤラカンの強みを存分に生かします。Stealのシンジャオも徹底的にBotレーンを潰し、流れを掴みます。

 RJも一時は集団戦でキルを返すも、最後は圧倒されました。DFMの勝利です。

 

・RJ VS CGA CGAの勝利

集団戦なら俺たちの庭! RJの退路を断って集団戦に勝つのはCGA!

 

 Week8最後の試合、首位を守りたいCGAと、不調の続くRJの組み合わせとなりました。

 RJはクレッド、スウェイン、パイクなどを中心にバックラインを破壊するエンゲージ構成を、CGAはTopコーキとADCカイサを生かした集団戦向けのレイト構成を取ります。

 お互い構成が遅めであったために、じりじりとした展開が予想されましたが、リフトヘラルド付近で早々に少数戦が勃発。CGAはAtyamomo、Napを即座に寄せて集団戦に発展。これを勝ちきります。この闘いでコーキが育ち、Lunaのサイラスもビルドを整えてしまいました。こうなれば有利を手放さないCGA、堅実に勝ちきりました。

 

・Week9 7月28日(日)

・RJ VS SG SGの勝利

 完勝! まさかの18分台での試合終了を決めたSG。

 

 Week9、最初の試合は、調子の対称的なSGとRJの組み合わせとなりました。

 SGはエズリアルータムケンチの安定したBotにコーキを加えたややレイト向けのポーク構成に、RJは久々の登場となったマオカイにカルマ、そして軸となるのはシヴィアーユーミというプロテクトADC構成を取ります。

 序盤こそRJはオラフのプレッシャーを使ってコントロールを奪いますが、それを覆したのはやはりBlankでした。ドラゴンピット近くでの少数戦にて、やや引き気味に戦っていたRJにQEで打ち上げを決め、一気に流れを引き寄せたのです。

 結局そのまま、軸になっていたBotレーンを破壊されてしまったRJは何も出来ず、SGに詰めきられてしまいました。

 

・RJ VS AXIZ RJの勝利

乗せると怖いRJのエース、Wyvern!! 今季初のペンタキル!!!

 

 1勝が遠いRJと、最下位脱出を狙うAXIZの闘い。

 RJはクレッド、カルマを軸にバックラインへ飛び込むエンゲージ構成に、AXIZはジャックスをピックしてややレイトよりのスプリット構成を選択します。

 AXIZは序盤の優位性を生かして、Smileのシンジャオを中心として圧力をかけ続けます。RJはそれを避けるように試合ペースを遅らせ、構成で有利な集団戦を仕掛けていきます。結局AXIZはそれを避けきる有効な手段が無かった為、一気に試合を巻き返されてしまいました。

 最後には今季初のペンタキルをWyvernが決め、RJが勝利しました!

 

・DFM VS AXIZ DFMの勝利

ノーキルノーアシストで賞金が発生しているCeros、Yutapon。コントロールは完全にDFMだ。

 

 次を意識したのは、JGをSmileから新人のYunikaにチェンジしたAXIZ、プレーオフを確定させたいDFMの闘い。

 AXIZはバランス良く戦力を配分させた構成を、DFMはCerosのハイマー、Yutaponのエズリアルを中心に序盤からも攻め立てる構成を取ります。

 試合は序盤からAXIZが攻め立てます、珍しいGaengのミスを咎め、Eviに対しても有利を築きます。しかし、そこは皇帝Cerosが試合の流れをコントロール。解き放たれたStealが次々とオブジェクトに着手し、AXIZは流れを失っていきます。

 キルこそリードしていたものの、少しずつDFMが押し込み、堅実に勝利しました。

 

・DFM VS SG DFMの勝利

試合の流れを変えたのは”魔術師”Steal!! SGの強引さを見逃さなかった。

 

 チームとしてようやく機能し始めたSGに立ちはだかるのは、王者DFM。

 構成も、エズリアルータムケンチを主軸に、イレリア、ニーコ、セジュアニとバランスの良いSGに、ブラッドミアをTopに据え、後はハイマー、ザヤラカンとSGの良いところを潰すようなピックをしたDFM。封殺を狙っています。

 しかし、展開はSGペースで進みます。押し気味だったザヤラカンの隙を見逃さず、BlankとRainaが連携してキルを取れば、細かく細かく有利をつなげていきます。DFMも対抗してリフトヘラルドを取得、Eviにゴールドを集めていきます。

 決定的だったのはMidタワー周辺での集団戦。強引に事を進めようとしたSGの隙に、StealがジャーバンのR”決戦場”をクリーンヒットさせ、DFMが勝ちきります。

 そこからペースを握り、DFMが勝利を手にしました!

 

 

・CGA VS V3 V3の勝利


 試合を決定付けたドラゴンピット内での集団戦。Aceのアカリが躍動する!

 

 首位CGA、3位V3の攻防戦。

 CGAはカイサ、ブラッドミアを中心としたレイト構成をいつも通り選択。V3はJGカーサスを中心に、安定さから中盤のスプリットが強力な構成を取ります。

 拮抗した試合になると予想されたこの闘い、ほんの1プレーで決着がついてしまいます。

 序盤はhachamechaが試合をコントロールし、Babyのカーサスを翻弄、CGAがいつも通りに試合の引き伸ばしをしていきます。しかし、ドラゴンのコントロールをしようとしたCGAに対して、V3が包み込むようにエンゲージをかけます。Aceのアカリがその中で素晴らしい働きを見せ、ここでダブルキルを獲得、ペースを握ります。

 構成上、ここで優位を手にしたV3はアクションを非常に取りやすくなります。CGAはペースを落とす事が出来ず、そのまま完封されてしまいました。

 V3が1日目の不安を払拭する快勝です!

 

・CGA VS BC CGAの勝利

起死回生!!! これが、Artだ!!!

 

 V3に負け、首位が危うくなったCGAと、プレーオフへの細い糸を手繰り寄せたいBCの試合。どちらも気合の入った一戦となりました。

 構成は、CGAが中盤を重視したCC豊富な集団戦構成を、BCはRokiのコーキを中心にややレイトよりの構成を選択します。いつもは時間が味方するCGAが、逆に仕掛けていく形式を取ったわけです。

 そして試合は、まさにCGA自身が得意な展開をBCが取っていきます。CGAのリアクションにBCが対応して、被害こそだしても致命傷にしない立ち回りを徹底します。

 少しずつ試合時間が延び、BCがこのまま逆転か?と思われました。しかし、バロンピット前でBCが仕掛けた集団戦、ArtのザヤがRokiのコーキをバーストで溶かしきります。そのたった一手でBCの主軸を破壊したCGAが、勝利を手にしました。

 

・USG VS BC USGの勝利

 たった1プレーで勝敗は決まった。Keymakerのファインプレー!

 

 USGとBC。プレーオフ進出の望みをかけて、ギリギリの両チームがぶつかり合う組み合わせになりました。

 ピックもバチバチにやりあうもので、USGはザヤラカンにアーリと仕掛け続ける構成を、BCはエズリアルータムケンチで安定を取りつつもレネクトンで闘いに行く判断をします。

 試合はまさに一進一退。特にMidレーンのRokiとDasherが互いにファインプレーを見せ合い、序盤は硬直します。

 それを変えたのはBCが仕掛けたMidの2ndタワーでの少数戦でした。ほんの少し入り込んだタワーダイブ、その時、絶体絶命のKeymakerがザヤのRによってダイブを回避、逆に味方と連携することでBCの中核であったRokiのヤスオ、Onceのサイラスをキルする事に成功します。

 そこから少しずつペースを握り、USGがこの闘いを制しました!

 

・USG VS V3 V3の勝利

この試合最後の攻防!両チームファインプレーを連発するも、最後はDasherが力尽きた。

 

 プレーオフへつなげたいUSG、その芽を摘み取りたいV3。まさに決戦です。

 構成は、USGがDasherにルブランを渡し、それを中心にバランスよくCCと火力を配置した形に対して、V3はリサンドラをMidに当て、JGはセジュアニにトランドルを、Botレーンはカイサーブラウムにザヤラカンを当てるまさに対抗構成。USGの良いところを消して、圧倒を狙う形になりました。

 試合は序盤、V3がBotを中心にペースを握ります。USGもDasherのバーストダメージを中心に反転、タワーの折り合いに発展します。

 終盤近くまで拮抗した状態が続きますが、集団戦での勝利を切っ掛けにV3がついにバロンを取得します。そこから有利を広げていこうとしたV3に、USGが最後の決戦を挑みます。V3はDasherを捕まえますが、Arumikのナーに最高のRを決められ、万事休す。……かと思いましたが、バックラインへ飛び込んだPazが暴れ周り、USGもよく凌ぎましたが、Dasherを失ったUSGが1人、また1人と力尽きて勝負有り。

 V3が詰めきって、プレーオフ進出を決定しました!

 

 

・まとめ

 

  これを受けての結果は、以下の通りです。

ついに追いついたDFM 首位攻防戦は最後まで目が離せない。

 

 CGA、DFM、V3の3チームが既にプレイオフを確定しています。

 上位チームは後半戦から、色々試すピックをし始めていて、若干不安定さが垣間見えます。CGA、DFM両チームは1位決定戦を控えているので、大切な試合が続きますけどね。

 BC、USGは調子を上げてきていましたが一歩届かず。

 SG、AXIZも後半戦に向けてチームは仕上がってきていましたが、やはり前半、中盤の連敗が響きましたね。RJは終始不安定でした。

 

 では来週の予定です。

レイオフが確定している分、気楽に見れる試合が多い。

 

・Week10 8月3日(土)

 RJ VS BC

 V3 VS BC

☆V3 VS DFM

☆SG VS CGA

★USG VS CGA

 USG VS AXIZ

 SG VS AXIZ

 

 来週の注目の試合は首位が絡む3試合です。

 CGAはDFMに首位を明け渡したくないので、2連勝が絶対条件となります。

 

 順位確定まで、目が離せませんね。

 それでは、また。

 

LJL summer Week7! DFM VS V3の行方は?

 仕事の発表会があって疲労困憊だったみっしーです。

 今週はリアタイで見られたので、LJL欲は満たされました(ふへー

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 動画でハイライトを見たい方は、毎週のごとく推してますが。

 LJL Highlight! Meanwhile in Japan - YouTube さんをどうぞ!

 (凄くいいまとめ方をされてます)

 では、今週の組み合わせです。(結果は反転で)

 

・Day1 選手

 BC VS RJ RJ勝利

 CGA VS RJ CGA勝利

 AXZ VS BC BC勝利

 AXZ VS USG USG勝利

 USG VS V3 V3勝利

・Day2

 SG VS CGA CGA勝利

 SG VS DFM DFM勝利

 DFM VS V3 DFM勝利

 

 ではここからは詳細です。

 今週からは画像も再び追加してます。

 

★Day1 選手

・BC VS RJ RJ勝利

チームを救ったのはやはりこの男、”豪腕翼竜”Wyvern!!

 

 プレイオフ食い込みを狙うBCと、低迷するRJの試合。

 構成はエンゲージに優れたチャンピオンにルシアン・ブラウムを加えたバランスのよい集団戦向きのRJに対して、ジェイス・カリスタ・エリスで序盤からドミネートする組み合わせに最近流行のボリベアを加えたBC。

 RJはレーンをスワップするなど、構成不利を打開しようと手を打ち続け、BCはリードこそ奪うものの、決定打を放てずに中盤戦へ。

 勝負の転換点は23分、BCが始めたバロンをWyvernが見事スティール! 試合時間を延ばすことで、そのままRJの時間へ到達。この一手を境に、傾いたゲームの流れはRJの勝利で幕を閉じました。

 

・CGA VS RJ CGA勝利

試合の流れを引っくり返す! hachamecha渾身の”奢り”!!!

 

 首位CGAと、勝利したことでいい流れを作ったRJの試合。

 自信を深めたのか、RJはボットにカリスターノーチラスと強いピックを置き、エリスをWyvernに渡してバランスを整えます。CGAはNapの復帰戦、そのNapにレネクトンを、Lunaにタリヤを渡し、Art以外の面々は珍しく、中盤戦に寄せた構成を取ります。

 試合はRJがエンゲージ要素の多さを生かして仕掛け続けます。CGAは上手くそれをいなし、キルこそ取られるもののゴールドではほぼイーブンに。

 それでもRJは決定的なチャンスを生み出そうと、バロン周りでトラップを張ります。CGAは引っかかってしまうのですが、hachamechaがストップウォッチからグラガスのR、”奢り”で陣形を乱し、RJの狙いを挫きます。

 そこから有利を手放さず、CGAが勝利を手にしました!

 

・AXZ VS BC BC勝利

届かない……!! 届かない!! 必死に追いすがるAXIZをかわすBC!

 

 もう負けられないBCと調子を上げたいAXIZの試合。

 AXIZはルシアンーブラウムという強いDuoに、スケールのあるライズ、エイトロックスを抑えるバランス重視の編成。BCは、アジール、ジェイス、カリスタと序盤から有利とコントロールが取れる構成と、向かい合う戦いを選択します。

 序盤はAXIZが有利を築きます。Smileのエンゲージや、Gariaruのトップフォローの動きが冴え渡り、コントロールに優れるBCを逆にAXIZが操っていきます。

 しかし、BCもOnceがヘラルドのスティールや、AXIZ側のチームワークの不備をついて返し、シーソーゲームの様相に。

 決定的だったのはミッドレーンでの集団戦で、SmileのエンゲージからAXIZが一気に襲い掛かります。瀕死まで相手を追い込むものの、BCの草むらを利用した戦い方にDay1のルシアンが火力を出し切れず、BCが逆転。

 その後、AXIZもクアドラキルを返すなど善戦しますが、最後はMedicとYuhiの見事なエンゲージによって壊滅、BCが勝利を手にしました。

 

・AXZ VS USG USG勝利

Dasherが止まらない!! 蹂躙していく様はまさに重戦車!!

 

 有る意味で因縁の対決となるUSG対AXIZの試合。(AXIZは最弱といわれながら、強豪USGに何度も黒星をつけている)

 USGがガンクプランク、ブラッドミア、シヴィアとレイトゲーム向けの構成に対し、AXIZはGariaru得意のオレリオンソルを軸に、ケネン、シンジャオ、そしてカイサーノクターンと序中盤に強力な攻める構成を選択。

 序盤はAXIZがしっかり構成有利を生かしてキルを取得していきます。特にGariaruとSmileが共同でトップに圧をかけ、Uinyanのケネンを育てていきます。USGも序盤不利なはずのDasherのブラッドがコントロールを次第に握り、巧みなワード捌きで視界有利を取り、タワーの破壊合戦にAXIZを巻き込んでいきます。

 その為、AXIZはテンポを取る事ができず、Dasherのファームを許してしまいます。ユーミを加えた育ったブラッドミアをまったくとめることが出来ず、そのままDasherがAXIZを壊した、という表現のまま、USGが勝利しました。

 

 

・USG VS V3 V3勝利

”一斉砲撃”+樽爆破!! PazのテクニックがUSGを圧倒する!!!

 

 上位をこのまま手堅くキープしDFMとの決戦を迎えたいV3と、奇跡のプレーオフ進出にはここで土をつけるしかないUSGの試合。

 USGはエースDasherに得意のコーキを渡し、V3の強力なボットレーンを押さえ込む為にルシアンーブラウムを選択します。対してV3はさらに射程で上回るケイトリンーモルガナを叩きつけ、しかもコーキを抑えるカルマをピック、構成差を明確につけることに成功します。

 試合は序盤、Tussleの見事なガンクが刺さり、USGが若干の有利を獲得します。しかし、Yutorimoyashi-Vividの強固なコンビは、それを跳ね除けてレーン有利を再び握ります。Babyのプレッシャーも働き、USGは思うように前に出る事ができません。

 決定的になったのはドラゴン前での集団戦で、Vividのモルガナのエンゲージを皮切りに、Pazのガンクプランクがパワースパイクを存分に生かし、Rの一斉砲撃、Eの樽爆弾を巧みに使い、圧倒します。

 そのままトリプルキルからバロンを取得し、有利を得たV3が詰め切り、勝利しました。

 

 

★Day2

・SG VS CGA CGA勝利

逆転!!Nap+hachamechaのコンビが、決定的な場面を作り出した!!!

 

 1敗のまま全体3週目を迎えたいCGAと、連勝が遠いSGの試合。

 CGAはNapを加えたことで中盤よりのスタイルを試す気になったのか、再び前の試合と同じくエイトロックス、タリヤをピックします。それに対してSGは、中盤から終盤まで腐らないカーサス、ライズ、ルシアンを押さえ、序中終盤隙のない、攻勢有利を確立します。

 試合は序盤はお互いに拮抗し、若干CGAが有利を築きます。

 SGはこれに対抗し、スニークバロンを決行。見事、取りきります。これを利用してSGは一気にゴールド差を埋め、勝負はわからなくなります。

 SGがややリードした状態で迎えた2度目のバロン戦。お互いに大きくぶつかることなく、テレポートのやりとりを通して、SGがバロンを取得します。このまま詰めきるかと思われましたが、視界を確保しようとしたBlankをついにNapが捕まえます。SGが有利な時間帯に奇襲を浴びせかけ、そのまま一気にCGAが勝利を手にしました!

 

 

・SG VS DFM DFM勝利

突っ込みすぎたSGを囲いきるDFM。今期よく見た光景だけにSGのメンタル面が心配だ。

 どうしても勝ちきれないSG、それに対するは連勝中の王者DFM。

 DFMは余裕を感じる得意ピックで固めたバランスのよい形、SGはルブラン、ジェイス、エリスを押さえて序盤から押し込めていく形を選択します。

 ピック通りに序盤を攻めていくSG。DFMもそれに対応してしっかり受けていきます。ファーストタワーこそSGが取りますが、DFMは倍以上のタワープレートを割り、ゴールド差は見た目以上に開いてしまいます。

 SGは状況を打破しようと、Stealのサイラスのキャッチを狙いますが、ストップウォッチを使った時間稼ぎに付き合ってしまい、Eviのナー、Cerosのアジールに囲まれ、捕らえられてしまいます。

 そのまま優位を保ち続け、DFMが勝利を手にしました。

 

 

・DFM VS V3 DFM勝利

鮮やか過ぎるGeangのYutapon-ceros-Yutaponユーミスライド。この後DFMはゲームを畳んだ。

  2位、3位の直接対決となったこの組み合わせ、どちらもプレーオフでのアドバンテージを狙っていますから、より熱の入る一戦です。

 V3はコーキを先出ししてDFMのピックを誘い出します。DFMがハイマー、ナー、エズリアルを中心に有利な構成を築いたところで、モルガナをピックしてまさかのTopコーキという奇策を打ち出します。(メタ自体は他リージョンでは試されていたのでトロールとは言えません) 結果的にはスケールの強いV3と、バランスのよいDFM構成となり、相性的にはややV3有利となりました。

 序盤はお互いにキルを取り合い、テレポートを使った戦闘も多発する一進一退の試合になりましたが、中盤、DFMの面々はバラバラのところで仕掛け続けます。個人技で上回るDFMは、EviがPazの体力を削り、Cerosはタワー下でAceをソロキルし、YutaponーGeangは決して逃げる相手を取り逃さず、Stealはスキルを誘って全て避けきる……丁寧に詰め寄っていきました。

 最終的には凄まじい差を構築し、DFMが勝利しました!!

 

 

 

 では、この結果を受けてランキングはこちら。

 

 1位は変わらずCGA。Nap加入で中盤戦を見据えたピックが出来るようになった為、ドラフトが読みづらくなったかもしれません。

 2位は王者DFM。ますます隙がなくなってきましたが、戦略勝ちというより個人技で叩き潰しているような印象がちょっと不安かも。

 3位はV3。プレーオフは難しくありませんが、DFM、CGAに対して、リードを取りきれない+ドラフトでの仕掛けが不発、で少し暗雲が。

 4位にBCです。安定こそすれ、爆発する一面は今週、影を潜めていました。ボリベアサポートなど、実験的な試みはとてもよいと思われます。

 5位までUSG、上がってきましたが、この調子はもう少し早く出すべきでした。

 6位にSG。下位3チームの中では本当に勝ちきれないのがもったいないチーム。安定化と詰めの動きを求められます。

 7位はRJ。連敗こそ脱出したものの、以前安定せず。お願いWyvern体質から抜け出られないのも問題です。

 8位にAXIZ。ピックの改善や、マクロ上の改善は見られるものの、Smileの孤立を招いてしまったり、チームの意思統一が求められる失敗が続いてします。

 

 総じて、少しこのWeekでは不安点が浮き彫りになったといえるかもしれません。

 

 そして、来週の予定はこちらです。

 

 

(注目の試合には★をつけています)

 AXIZ VS V3

 V3 VS SG

★BC VS SG

 BC VS AXIZ

★USG VS DFM

 RJ VS DFM

 RJ VS CGA

 

 一押しはUSG VS DFMの3週目ですかね。

 2度DFMを追い詰めながらも逆転を許しているため、今回こそは勝利を渇望しているはずです。

 

 次回は7月27日(日) また1Day試合に戻りますので、間違えなく!!

 それでは、また。

 

※注:曜日が(日)となっておりましたが、(土)でした、申し訳ない!

 プラスして、スーパーウィークで土日連続となってます!

 

LJL Summer Week5,6! スーパーウィーク!!

 週末は神戸にいってきました。みっしーです。

 携帯端末で試合はちょこちょこ見ていたのですが、チームによってはっきりと戦い方が分かれた良い試合ばかりでしたね。

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 それでは今週も見てまいりましょう。

 スーパーウィークということで、組み合わせは以下の通りでした。

 

・Week5(土曜 1日目)※結果は反転してください

 BC VS USG BCの勝利
 CGA VS USG CGAの勝利
 DFM VS CGA DFMの勝利
 BC VS DFM DFMの勝利
 V3 VS SG V3の勝利
 AXZ VS SG SGの勝利
 AXZ VS RJ AXZの勝利
 V3 VS RJ V3の勝利

 

・Week6(日曜 2日目)
 SG VS USG USGの勝利
 RJ VS USG USGの勝利
 DFM VS RJ DFMの勝利
 DFM VS AXZ DFMの勝利
 BC VS CGA CGAの勝利
 V3 VS BC V3の勝利
 V3 VS CGA CGAの勝利

 

 それでは、詳細な内容を振り返って見ましょう。

 今回は量が量だけに凄まじい文字数になりそうです。

 今回は試験的にスクリーンショットをつけずに投稿してみることにします。

 

・Week5(土曜 1日目)

 

 BC VS USG BCの勝利

 BCはソナータムケンチに久々のグレイブスでバランスを補う形。USGはケイトーラックスを中心にソナ構成をレーンから叩き潰す形を取ります。

 中盤戦まで双方一進一退の攻防が続きますが、元々集団戦向けのBCはオブジェクト周りでの戦闘を強要していきます。

 ローテーションを崩されたUSGは一時リードするものの、最後はYuhiのソナ、RayFarkyのブラッドにAOEダメージで押し込まれてしまいました。

 BCがまず緒戦を勝利しました。

 


 CGA VS USG CGAの勝利

 プレーオフ進出にはもう負けられないUSG、Dasher得意のイレリアを中心にキャッチの優れた序盤向けの構成を取ります。それに対してCGAはいつも通りのLuna、Artを中心としたレイトゲーム構成を返します。

 試合はDasherが早々にキルを取り、USGが押し気味に。しかし、Atyamomoもナイススティールもあり、USGの詰めをなんとか凌ぐCGA。

 最後にはLunaのブラッド、Artのエズリアルの時間が来てしまい、あとはパワースパイクを生かした集団戦を展開、CGAが勝利を手にしました。

 


 DFM VS CGA DFMの勝利

 Cerosを戻した完全体DFMとの決戦です。DFMはCeros得意のコントロールに長けたカルマ、タワーを早期に折れるトリスにノーチラス、中盤にも仕掛けられるランブルと過不足無い構成をとります。CGAはライズ、シヴィアといつも通りKRコンビにレイトキャリーを渡し、タンクとシンジャオを押さえる形に。

 試合は珍しいYutaponのミスもあってほぼ互角で中盤まで進みます。レイト向けのCGAとしては願ったり叶ったりの展開でしたが、Gaengのノーチラスのフックが突き刺さり、集団戦でYutaponのトリスとStealのトランドルが育ちます。

 こうなるとCGAの強くなる時間帯を待たずしてDFMが仕掛け続け、優位を手放さずDFMが勝利しました。

 CGAに土をつけたのは、はやり王者DFMでした!

 


 BC VS DFM DFMの勝利

 勢いのある両チームの激突。BCは活躍したRayFarkyにブラッドを、Botコンビにザヤラカンを渡し、バランスのよい構成に。DFMはついにCerosのハイマーディンガーがピックされ、Eviのナー、Gaengのモルガナと少しレトロな集団戦向け構成を取ります。

 試合は序盤戦、BCがキルを拾い、DFMがオブジェクトを取るという見た目とは裏腹に互角の展開へ。

 中盤、DFMが体力差をつくり、バロンを取得して一気に突き放します。それに対してBCはベースレース(お互いに別のタワーを取り本陣を目指す)展開を仕掛けます。しかし、タワーが多かった分BCは後手を踏み、DFMが勝利を手にしました。

 


 V3 VS SG V3の勝利

 是が非でも勝利のほしいSG、1敗が着いてから立ち直れるかV3という組み合わせ。

 SGはエイトロックス、カイサ、サイラスなどの重量級チャンピオンにMidタリヤを加え、中盤以降の展開の強い構成に。V3はカミール、ジェイス、ルシアンにエリスまで加えたレーンWinを目指す極端な構成へ。

 試合は序盤からV3が構成を生かして有利を取っていきます。SGも粘り、中盤を目指します。その状況を断ち切ったのはVividのアリスターでした。V3に集団戦の勝利をもたらし、Babyもバロンスティールを行い、試合の流れを完全に掴みます。

 最後はVividの背後からのエンゲージで有利を決定的にし、V3が押し勝ちました。

 


 AXZ VS SG SGの勝利

 下位に低迷する位置から抜け出したい両チームの激突です。

 AXZはライズ、エズリアルに序盤向けのオラフを加え、バランスの良い構成に。対してSGはルシアンーブラウムの強力なボットレーンに、Blank得意のリーシンを組み合わせて勝負に出ます。

 展開としてはOddugi-Rainaがルシアンーブラウムの性能をフルに生かして、レーンをドミネートしていきます。Blankも得意ピックということだけあり、テクニックを見せ付けるようにボットレーンの有利を広げ続けます。

 最後はOddugiの戦闘力を如何なく発揮して、SGが圧倒的勝利を収めました!

 


 AXZ VS RJ AXZの勝利

 中々勝ち筋の掴めないAXZと、チーム状況が混迷を極めているRJ、3週目に入る前に何かを掴みたい両チームの闘いです。

 ジェイス、アジール、レクサイと序盤のコントロールを重視したRJに対して、コーキ、ケネン、エズリアルとスケールを重視したAXZ。如何にしてAXZが凌ぐか、という展開になると思われましたが、試合は一進一退の泥沼化した戦いに。

 攻めるRJでしたが、Smileのジャーバンが特有のエンゲージで被害を抑え、カウンターをしていきます。じわり、じわりとAXZが有利を広げていきます。

 50分にも及ぶ試合は、エルダードラゴン前でAXZがエンゲージを決め、勝利しました。

 


 V3 VS RJ V3の勝利

 スーパーウィーク1日目の最終戦。出口の見えないトンネルに入ってしまったRJは、Zerostに代わり、ADCをscottlykに交代します。

 そして構成もNinjaにランブルを渡し、中盤戦での勝利を目指すRJ。対してV3はジェイス、カルマ、エリス、シヴィアと、序盤からのコントロール重視の構成に。

 構成を生かしてキャッチを狙うRJでしたが、V3はそれを察知し、しっかりと視界を確保していきます。その上でアクションを繰り返して、RJ側にまったく何もさせない圧倒的な展開に。

 そのまま詰め切り、V3が勝利を手にしました。

 

 

・Week6(日曜 2日目)


 SG VS USG USGの勝利

 昨日勝利を手にし、ペースを掴めるかどうかというSGと、新チームの歯車が少しずつあってきたUSG。

 ドラフトからUSGが仕掛け、SG、Takaに得意ピックであるタリヤをわざと取らせ、Dasherにフィズを渡すというカウンターピックを行います。

 これが完全にハマり、Dasherがレーンでの1キルを皮切りに縦横無尽にSGサイドを引き裂いていきます。ArumikもモルデカイザーでSG側の主要プレイヤーを分断し、Dasherはより動きやすく、圧倒していきます。

 結局USGの優位は揺るがず、ドラフトから勝利したのはUSGになりました。

 


 RJ VS USG USGの勝利

 勢いの戻ってきたUSG、苦しみ続けるRJ、対称的な2チームの闘いになりました。

 RJはなんとか流れを変えようと、scottlykにドレイブンを渡します。対してUSGはブラッドを中心にした中盤以降に強い集団戦構成を作ります。

 如何にRJの攻撃をUSGが凌ぐか、という予想が立ちましたが……実際には、Keymaker-Entyのボットコンビが躍動、序盤に強いドレイブン相手にシヴィアーユーミで圧倒。次々とキルを量産します。

 育ちきったシヴィアを中心にオブジェクトを取りきり、USGが完勝しました!

 


 DFM VS RJ DFMの勝利

 再び連勝し始めた王者と、どうしても流れが変わらないRJ。

 DFMはEviにモルデカイザーを、Yutaponにケイトリンを渡し、序盤から全体のコントロールとローテーションが非常に強い構成に。RJはCerosのアジールへカウンターとしてベイガーをピック、構成勝ちを狙います。

 最序盤こそRJがペースを握りかけますが、Stealのジャーバンが的確にカウンターガンクを決め、Yutaponのエンジンがかかってしまいます。

 Eviのモルデカイザーもソロキルを取り、DFMが綺麗にローテーションを決め切り、勝利しました。

 


 DFM VS AXZ DFMの勝利

 前戦両者とも勝利して、勢いのあるチーム同士の闘いになりました。

 AXZはカイサ、ライズにランブル、ジャーヴァンと中盤に強いチャンピオンを加えて、バランスと集団戦に強い構成に。DFMは各々の得意ピックを選択し、力で押し切るような形を見せます。

 試合は序盤~中盤にかけてDFMがオブジェクトとキルをとり、このまま完封かと思われましたが、AXZは構成をしっかりと生かして集団戦を勝ちきり、バロンを取得します。

 さらにもう一戦集団戦を制し、2度目のバロンも取得してAXZはゴールド差を逆転、完全に勝ちの流れを掴みます。

 しかし、ここで悪夢がAXZを襲います。コアの整ったDFM側はキャリーの多さを生かして集団戦でAXZの前衛を溶かし、Stealのナイスプレーもあってエースを取りきります。そのまま詰め寄ってDFMの勝利となりました。

 Week5,6でのベストバウトとなったでしょう。

 


 BC VS CGA CGAの勝利

 初の土がついたCGA、良い試合展開を続ける新進気鋭のBCの激突。

 BCはCGAにキヤナをピックさせた上で、なんと対面にダイアナをピック、カウンターの可能性を見せ付けるドラフトを展開します。全体構成的にも互いのチーム構成は二かより、このスーパーウィーク内のピックで唯一のガチンコ構成となりました。

 試合内容も序盤からバチバチのダメージ交換とキルの取り合いとなります。

 ただ、CGA側は素早いカバーを続け、少しずつリードを奪っていきます。この戦い方であれば、一度着いた差は中々返しきれるものではなく、CGAが堅実な勝利を手にしました。

 


 V3 VS BC V3の勝利

 強敵が続くBC、対して負けから勝利を取り戻したV3。

 V3は彼ららしいカミール、ジェイスにグラガスを加えた序盤からのレーンWinを目指します。BCはアジールのコントロールにザヤーアリスターを加えたバランスの良い構成を取ります。

 試合としては仕掛けるV3、受け止め凌ぐBCという予想通りの展開に。序中盤こそイーブンな状況が続きましたが、エズリアル、ジェイスというポークで体力を減らされ、BCは最後は決定的な集団戦の敗北を喫してしまいました。

 そのままじわりじわりと詰め切り、V3が勝利を収めました。

 


 V3 VS CGA CG

 スーパーウィーク2日目、最終戦は1敗同士の首位攻防戦となりました。特にV3はDFM戦が控えている為、1週目のリベンジを果たして楽になりたいところ。

 V3はタムケンチ、セジュアニ、レネクトンを見せて、CGAに構成を読みにくくする仕掛けを実行します。それに対してCGAは、序盤から優位を取れるケイトリンーラックスをピック、ブラッドも選んでV3の選択を待ちます。V3はイレリア、ヴァルスを追加してなんと3AD構成を取ります。

 序盤からのドミネートを狙うV3に対して、オーンまで取ったCGAは耐える選択をし続けます。ケイトリンがタワープレートこそ削るものの、ヘラルドやタワーをV3のスムーズなローテーションで取られ続ける苦しい展開に。

 しかし、パワースパイクの時間まで耐え切ったCGAはまず1度集団戦に勝利してバロンを取得。2度目のバロン前では決定的なエンゲージを行い、最後は2度目のバロンを利用してゲームを畳みました。

 CGAが首位をキープしました!

 

 

 では、Week5,6終了時点での順位です。


  CGAは首位をキープ、戦い方も確立しているものの、DFMへ勝てるところまで純度を上げたいところ。

 DFM、V3は堅実に上位をキープしています。特にDFMは王者の強さを見せ付ける形で絶好調。

 BCはチームとしての強さは中位程度でしょうか。得意な形をはっきりさせる事が必要でしょう。

 USGは復調してきました。ドラフトもDasher中心に回していけば、まだプレーオフの可能性はあるかもしれません。

 SGは漸く勝ち筋が見えてきました。刺してきた光を掴みきれるか。

 AXZも勝てた+DFMにあと少しで勝てたというところを考えると、チーム状態としてはよいのではないでしょうか。

 そしてRJですが……勝ちから大幅に遠ざかっています。勝ち筋であるキープレイヤーWyvernが動き辛そうにしているのが最大の敗因でしょう。ドラフトで彼だけでなく、全体的に優位が取れるようにしてあげなければいけないかもしれません。(カーサスのグローバルBanがきついのかもしれませんが……)

 そして、来週は2分割されて試合が行われます。

 


※注目の試合には★をつけています。

・7月19日(金)Week7 Day1 17時~

 BC VS RJ

 CGA VS RJ

★AXZ VS BC

 AXZ VS USG

★USG VS V3

・7月20日(土)Week7 Day2 19時~

 SG VS CGA

 SG VS DFM

★DFM VS V3

 

 注目試合はAXZとBCの勢いのある2チームの戦いと、

 V3が上位をキープできるか、鍵になるUSG戦とDFM戦です。

 特にUSGはもう負けが許されないため、今週のDasherフィズのように、仕掛けを徹底してくるのではないでしょうか。

 

 それでは、また。