青い空を見て知る(LOLとゲームと人生これから)

趣味のブログです。主にLOL観戦・感想・分析、その他ゲームのやりこみなどの特集を掲載していきます。

いよいよ後2日!! CGA VS USG!!

 来る4月6日。19:00からSemiFinal、CrestGamingAct VS UnsoldStaffGamingです。

 最下位から2位までジャンプアップした昇り龍と、

 上位を守り続ける最強の売れ残り達の闘いが待っています。

 

 現行パッチは9.7ですが、恐らく試合は9,6。

 前回、純粋な戦力、チームワークの考察をしましたが、パッチを踏まえた考察を。

 

・トップレーン

 恐らくトップのパッチとしての焦点は「ケイルを使うか否か」でしょう。

 両者共にチャンピオンプールが偏っている闘いですから(NapもapaMENもタンク及び硬めのファイターに定評が有るので)この準備期間にどれだけ習熟しているかによります。

 サイラスもフレックスピックですし、現実的に言うなら此方を優先するかも。アーゴットが盛り返している面もありますが、以前より硬さは落ちているのでサイラスのほうがありそうですね。

 まあ、お互いのタイプを見ると「ケイルは使わない」で統一するのではないでしょうか。

 しかし、LCKでもオーンが再評価されているパッチ9,6ならタンクも十二分にあり。

 今パッチではトップレーンはイーブンであると思います。

 

・ジャングル

 オールスターでhachamechaはサイラスジャングルも「有る」と見せましたし、本来の得意ピックであるノクターンやスカーナー、そして勢力を盛り返しつつあるタリヤもマークせねばならず、今パッチではかなり自由度は効くでしょう。Napも得意なジャーバンをピックできる形でもあります。

 対してTussleはリーシンを初めとした、KR特有のきっちり序盤から崩せるチャンピオンが使えます。ピックしても目覚しいとは言えないhachamecha側リーシンを考えれば、真っ先に狙ってもいいかもしれません。DasherやKeymakerにBanを割かねばならない関係上、Tussleも自由度は効くのではないでしょうか。

 このパッチにおいては、hachamechaがチャンピオン的には有利を取れるのではないでしょうか。力関係から考えると、ここもイーブンになりそうですけど。

 

・ミッド

 Lunaの得意ピックが現実的に使えるレベルに戻ってきました。そう、アカリです。

 ただ、以前にDasherはLunaを対処できているんですよね。ルブランや、イレリア等、まだまだ実用レベルのピックがありますし、キルゲームになった場合のポテンシャルは非常に高いでしょう。

 そして双方、リサンドラ、コーキというメタ最上級のチャンピオンも使いこなす事ができます。正直、ブルーサイド側を取られるとサイラスも含めてどれか1つは必ず許しますから、Dasher側は常にリードを取れるドラフトをするのではないでしょうか。

 このパッチではプール的には互角ですが、ハンドスキルと経験でDasherに軍配があがりそうです。

 

・ボット

 Art得意のレイトゲームキャリーは軒並み据え置きで、暴れる事は難しくないと思われます。ヴェイン、トリスターナ、カイサ、そしてコグマウ。最終週に切ったカードによって、USG側はBanを割かざるを得ないのではないでしょうか。

 しかし、USGもKeymakerのプールはとても広く、1週目の対戦で煮え湯を飲まされたマルザハール、苦戦したハイマーディンガー等、抑えないといけないチャンピオンは多いです。そしてエズリアル、Keymakerのポテンシャルが最大限に発揮されるそれは、許してはいけないでしょう。

 ピックの広さに関して、ドラフト的な影響は双方互角ですが、終盤のADCとしての技量でArt有利と予想します。

 

・サポート

 防御のGrendelと、攻撃のAtyamomo、仕上がってる交換カードを見せてきたCGAに対して、日本人最高のサポートとの名高いEntyという絶対カードを持つUSG。

 バチバチにやりあうとしても、Entyは格が違うプレーを見せるため、Grendelの登場シーンが多くなるのではないでしょうか。(Atyamomoも経験豊富ではあるのだけど、サポートとしての経験値はEntyがはるかに上)

 そうなると必然的にドラフトも偏るのですが、スレッシュという万能カードの取り合いになるやもしれません。

 ただ、この双方の得意ピックに刺さるのがモルガナです。9,7でナーフ予定の、このサポートOPカードをどうするのか。そしてナーフされていないもう1人のOP、ガリオをとっていくのか。

 正直、他レーンのBan対象が多すぎてサポートには枠を割かないほうが多いでしょう。そうなると、より広いピックと経験を持つEnty、USG側に利があると見てよいでしょう。

 

・総合評価

 まずブルーサイド有利のあるCGAは、サイラスを中心としてのドラフトを展開すると思われます。

 サイラスを開けて、USGのBan枠を割かせるのではないでしょうか。

 ただその反面、KeymakerのマルザハールやDasherのイレリアというゲームをピンポイントで壊されたBanはしていかねばなりません。

 こうなると幅が制限されるため、USG側が割り切ったBanをしてくるとより苦しいドラフト戦になるでしょう。(例:サイラスをBanして、ピックの狭いGrendelのブラウムアリスターをBan)

 どちらにせよ、サイド有利のある1戦目を取る為にはサイラスが軸になります。そこから、USGがサイラスを許すのか、許さないのか。

 そして許した場合はどうカウンターを取るか、許さない場合はどのポジションを中心にしてBanをするか。

 個人的には最もマークしてくるのはArtでしょうから、Keymakerを楽にするために、ルシアンやブラッドミアをBanしてくるという予想はあります。

 ブルーサイドでも、レッドサイドでも、多少USGに余裕があるでしょうね。

 

 サイド選択権の差をもってして、CGAが3-2で取れるのが理想ですが……。

 下手をするとドラフト差で0-3という一方的なスコアもありえます。

 全てはドラフトにかかっていると想います。

 

 頑張ってください、Qooコーチ!!

 そしてファンボとして応援します、ファイティン、CGA!!